ひょんなきっかけから人生初の富士山登山(1)
おはようございます。
今朝は先日土曜日に行った富士山登山について。
===ほぼ毎朝エッセー===
社内のGさん、もともと大学時代からのワンゲル部部長です。
ここ数年は再び登山に目覚めてよく活動をしていました。
彼は今年の夏休み、中国雲南省でトレッキングを計画、
4000m級の山の訓練としてこの夏2回も富士山に登っていました。
その話題からでしょう。
社内英会話教室のアジア系オーストラリア人T先生とGさん、
その間で富士山登山プロジェクト話が盛り上がったようです。
9月7日(土)に実施することになり、社内でもお誘いがありました。
なかなか無さそうな機会です。
自分も参加させてもらうことに決めました。
富士山頂は行ったことがありません。人生初です。
高山病や体力など、考えれば心配ごとも多いのですが、
何ごともやってみなければ分かりません。
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まずは登山用のグッズ揃えが必要とのことです。
「防寒具などはしっかり準備した方がいいよ、山頂は0℃だからね」
Gさんよりの具体的なご指導に従います。
9月1日(日)にはグランベリーモールのMont-Bellに出向いて大人買い。
登山靴、ポール2本、手袋、帽子、ゴアテックスの雨具上下、
頭につけるLED電灯、などなど。結構な出費になりました。
9月第一週は、新幹線が止まるような大雨や竜巻がありましたよね。
お天気的には楽観できなかったのですが、天気予報を精査し、
5日(木)夕方に登山の実施が決定します。
いよいよです。後は前日夜に飲みすぎないことだけです。
そしての前日の内定者懇親会も無事に終了し、早めに家に帰り就寝します。
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9月7日(土)の朝6時半、田園都市線江田駅のロータリーに集合。
T先生と若手のYさんも集まり、自分を入れて総勢4名。
コンビニでそれぞれ食糧や飲み物を補給します。
準備万端。Gさんの車で富士山へと出発です。
4人の中で富士山に登ったことがあるのは、Gさんだけです。
残り3人は素人。そもそも高山病や体力も未体験ゾーンです。
はてさてどうなるのやら。
青葉インターから御殿場インターまで高速、そして一般道。
順調なドライブです。
向かったのは富士宮登山口、表口5合目。標高2400m。
富士山への山道を車で登ると雲が晴れてとてもいいお天気。
これはいい登山が期待できそうです。
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心の準備をして9時20分、いざ登山開始です!
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6合目まではお店もやっていて、公式に登っていい道のりです。
ぐるっと反時計回りに山を回るようにしてあっさりと6合目に到着。
いよいよ足場も岩になっていきます。しばらく上がると宝永山が下に。
2800m。一休み中にGさんから登山のアドバイスをもらいます。
「選択肢があるのだったらなるべく小さいステップで登れる足場を選ぶ」
「呼吸は全部深呼吸するようにする」
「ゆっくり着実に行く、急ぐ必要はない」
従います。
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旧7合目に到着。3333m。だいぶ寒くなってきたのでギア装着。
30~40分に一度くらい休憩をする感覚でしょうか。
こまめに水分と食べ物を補給しながら行きます。
Gさん曰く高山病の兆しは2800mくらいから出るとのこと。
どうやら今のところ初心者3名は大丈夫そうです。
旧7合目から新7合目に向かいます。すごい岩場がやってきます。
ももに乳酸が溜まった感覚が始まります。意外と足がしんどいです。
手元の2本ストックも意外と役に立ちます。
岩場がすごいとつい深呼吸のことを忘れてしまう自分がいます。
そこに携帯が鳴ります。「ブィ~ン、ブィ~ン」マナーモードです。
とてもじゃないですが、電話に出ることはできません。
※以下次号… ひょんなきっかけから人生初の富士山登山(仕上げ編)