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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

Twitterも活用、早朝出勤継続のための5つのコツ

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★『お題』になりましたね。『早起き大好き!』

大木さんの『早朝仕事、早朝出勤は、早く帰ることに意味がある』に賛成します。早く帰るのはとても大切ですよね。さらに、社長や上司があまり遅くまで会社に残っていると、社員が帰りづらいムードになってしまいます。自分の効率のいい時間は朝5時からせいぜい夜7時、その後はアルコールなどを楽しむ時間にしています。

早帰りをすると決めていたら、そのためにはなるべく時間を効率的に使う必要があります。必然的に早朝に時間を捻出するようになりました。早く起きれば良質な時間が出てくるわけですから。

自分の場合、お客様に直行するときや新幹線の中でも、会社にいるのと同じ手順で早朝作業をしています。具体的には、社内のネクストアクションと呼ばれる各人の約束事の精査、そして、日報へのコメント入れ、スケジュールと報告書の確認、そして、このブログで紹介させもらっている「ほぼ毎朝エッセー」を書いています。

以下、5つのコツを並べてみました。何らかのご参考になればありがたいと思います。

1) 起きる時間を一定にする
朝起きることが早朝出勤の第一関門であることは間違いありません。Sleep CycleというiPhoneアプリでわかったのですが、毎朝同じ時間に起きるようにしていると、その時間に合わせてREM睡眠がやってくるようになります。その結果、目覚まし時計がちょっとなっただけでも起きることができます。一定時間に起きることをお勧めします。一方、夜は12時前には就寝する必要がありますね。

2) 電車を決める
次のハードルが電車です。電車を何時何分の何両目、と決めておくと、駅までの道中のスピードバランスも取れるようになります。そうすれば星を眺めたり空気の新鮮さを味わったり、朝から別な体験ができます。
そして空いた電車でゆっくりと座って行けるというのは代えがたい魅力です。朝からぎすぎすした気持ちにならず心が平和です。

3) 仕事をスタートする手順を決める
会社に着いたときに始める仕事は単純作業からがいいです。パソコンをつけて、一定の単純作業から始めるのがいいです。例えば何かの編集とか測定とか、キーボードを繰り返し操作できるものから始めるといいです。次第に頭が活性化してきて思考速度がぐんと速くなることが実感できます。

4) 朝に湧くインスピレーションはいいものと信じる
もし【朝メール】ではなく【夜メール】を書いていたら、きっと社内に犠牲者が出るほど攻撃性があるかも知れません。文章で何かを表現する時に、夜のムードはあまり良くないです。朝のリフレッシュした気持ちで書く文面は、自信を持って、「デフォルトいいもの」だと信じていいと思います。メールでも何でも、疲れが貯まったときよりも明らかにトーンが明るいものが書けます。自分は極力メールを夜には書かないようにしています。

5) Twitterを励みにする
Twitter、5時から6時の早朝ならタイムラインが読めます。その時にでてくる顔ぶれはほぼ覚えてしまい、次第に親近感を覚えてくるから不思議です。そして、「おはよう」と言い合ったりするのも励みになります。同時性というのは大切なのだなと、改めてTwitterの仕組みに関心したりします。その頃にまだ夜を引きずっている人も多いですが(笑)。

★左のグラフは爆睡状態のサイクルのときです。そして右のグラフはちょっと早寝に成功して、実に理想的なサイクルが出た日のものです。どちらもいつも起きる4時半を目指して明らかに体が覚醒サイクルに入りますね。睡眠の質は大切です。

Sleepgraph20100218Sleepcycle20100208

グラフの意味は『REM睡眠が測定できるSleep CycleというiPhoneアプリレポート』をご覧ください。

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