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リサーチのプロとして長いこと歩んできた今泉大輔です。ChatGPT出現以降、Facebookで「ChatGPTとMidjourneyのビジネス活用を探って行く勉強会」を立ち上げ、「ビジネスパーソンにとってのAI」の観点で米国情報を収集して来ました。知的アウトプットの質と量を向上させるプロンプトの開発にも取り組んでいます。

和田中の「夜スペ」最高

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リクルート出身の藤原和博氏が仕掛けた和田中の「夜スペ」。最高ですね。

MSN産経ニュースの記事が一番詳しい感じです。藤原校長との一問一答もあります。

イノベーション的な観点から言うと、1) 現実的な課題を解決する現実的な解法になっている、2) リソースの問題を負担が軽い有料のスキームを作ることで手当てしている、3) 学校にとっても生徒・親御さんにとっても進学塾(少子化問題を抱える)にとってもwin-win-winになっている、という複合的なメリットがあり、興味深いです。

「空気を読む」側に立っていると、この種のプロジェクトは進められません。これによって沸き起こる「空気」を先読みしてしまって、前に進めなくなります。
やれ「格差助長だ」「前例がない」と、多様な主体が多様な観点から言ってくることが想定されますが、それを先回りして細かく読みすぎると、イノベーティブな特性をあちこちそぎ落とさざるを得なくなり、日本固有の同質化パターンに入ってしまいます。

いったん自分を「空気を読まない」側に置いて、「大義のみ」を発想と行動の根幹に据える、ということをするとよいわけです。

山本七平は「空気」の悪影響を消し去るには「水」を差せばよい、ということを言っていました。けれどもそれ以外の道、つまり、大義を守って粛々と進むということも、案外と正攻法でいいのかも知れません。

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