ネット関係者は日経産業を読もう
日経産業新聞。この数年ずっと手に取っていませんでした。自分がいる部では購読しているので、いつも手近にあったのですが。
一昨日少し時間の余裕があったので、開いてみたところ!
2面がネット業界専用ページなのですね。業界関係者必読と思われる濃ゆい記事がいっぱい掲載されています。
8/6版では
・点検シェア攻防 音楽ソフト 縮む市場、上位が接近
・携帯の広告技術 狙うは欧米市場。商社、VBと売り込み
-三井物産 検索連動で工夫/伊藤忠 成果報酬型
・ネット視聴率調査の米コムスコア 日本法人を設立
・Webフロンティア 検索サービスを充実
NTTドコモポータルサービス担当部長 水木貴教氏
・動画共有サイトで新人の特設ページ
・定額制の「着うた」エイベックス開始
といった見出しがありました。
そして。次のページではなんと。デジタル総合という枠があり、
デジタル予兆・変調 ユーチューブ 閲覧時間伸び悩み
-動画広告事業に影
という記事が。
-Quote-
ユーチューブの六月の米利用者一人当たりのサイト閲覧時間は四十四分で、今年一月から四十分台前半で横ばい。二時間三十八分のマイスペース、一時間八分のSNS大手のフェースブックに差を付けられている。
中略
十六億五千万ドルを投じてユーチューブを買収したグーグルにとっても、閲覧時間の伸び悩みは課題。マイスペースの閲覧時間は、グーグルが展開するサイト全体の米利用者一人当たりの閲覧時間(一時間二十八分)をも上回っている。
-Unquote-
閲覧時間のデータ出典はNielsen//NetRatingsですね。
Yahoo! JapanのIR資料によると、Nielsen//NetRatingsが計測した2007年6月時点データで、同サイトの1人当り月間利用時間は3時間27分。第二位のサイト(当然mixi)は3時間25分。
これと比較すると、マイスペースが2時間38分とのことですから、日本のYahoo! Japanの方が利用時間は長いわけですね。たぶんこれには日米の回線事情が関係していると思います。日本の方が速くて快適ですからね。
ということでオチはないわけですが…。
日経産業でもかなりのネタは拾えるようです。