オープニングで1エントリ
基本的に懐メロモードです。あまり生なライブに行く機会に恵まれないので、すごいライブというとビデオやDVDで観たものが中心になりますが。
オープニングで鳥肌が立つベスト3を挙げると、
1. MISIAの「Tour Of Misia 2002」
2. Pink Floydの「Delicate Sound of Thunder」
3. Deep Purpleの「Live in Japan」（これは音だけです）
といったところ。
MISIAの「Tour Of Misia 2002」のオープニングはほんとすごいですよね。何でこんなにすごいのかというぐらい、すごいです。血沸き肉躍りますよね。まさに。個人的には、あの「I Miss You～時を越えて～」の編曲には弱くて（MISIAのリミックス盤にも同じ編曲のが収録されていました。イントロが多少違いますが）、もう言葉がありません。DVDで観ると絵もいいですね。このDVDでは、「Into the Light」も好きです。基本的にトランス好きなもので（その筋のプログレで育っているので）。
Pink Floydは、1972年の来日公演のあの伝説的なすごさを口づてに聞いている年代なので、ライブ（ビデオ）に触れるとなると、ある種、かしこまらざるを得ません。「Delicate Sound of Thunder」を観たのは80年代末だったと思いますが、あの、Shine on You Crazy Diamond のイントロ、デイブ・メイスンのギターのビロンビロンが鳴り始めると、居ても立ってもいられなくなりますね。同ライブとほとんど同じ曲構成のCD「pulse」を聴いた時にも、かなりやられました。いま再聴してみるとそんなでもないのは、自分の耳が変わったからでしょうか。（しかし、ロジャー・ウォーターズとデイブ・メイスンが仲たがいして、このライブに入っていないのは残念ですね。ロジャー・ウォーターズだけが出ている「The Wall」のライブビデオもどこかのテレビで観たことがありますが、あまり感心しませんでした。）
オープニングのすごさで言うと、やはり「Live in Japan」をはずすわけにはいきません。われわれの世代だけでなく、ロックを多少なりとも知っているすべての人にとって、「Live in Japan」と言えばDeep Purpleですからね。そうでない人はもぐりです（なんちて）。
あのHighway Starの出だし。「ほにゃらら（当時から聞き取れていない）Highway Star....」というMCが入ってすぐにリッチー・ブラックモアのギターがじゃーん、じゃーんと入ってくる、あの気迫！ライブのオープニングの鑑ですね。
オープニングついでに、もし機会があったら体験してみたい理想のライブオープニングを挙げると、
3. Bjorkの「Army of Me」
2. Underworldの「Born Slippy」
1. The Orbの「Little Fluffy Clouds」
となりますね。個人的には「Little Fluffy Clouds」が好きでね。あのイントロがたまりませんね。古典と言っていい佳曲だと思います。
オープニング続きで、音楽関係の雑誌や新譜情報をまったく読まずに最近生きていて、それでよかったことを1つ。その時期、m-floのLisaが脱退したということは知っていたのですが、その後の展開はまったく知らずにいて、どこかの広告であぁ新譜が出たのかということは把握していました。少し忘れた頃になって、集中仕入れ月間だった時に、オンライン盤の「BEAT SPACE NINE」を入手して（iTMS経由で）聴いた時の驚きと言ったら！
これは後から気づいたことですが、iTMSで”アルバム”として購入して手元にくるファイルセットでは、1曲目がCD盤とは異なっているんですよ。「TRIPOD BABY」、それもCD盤の最後近くに入っているスローでジェントルなアレンジとはまったく違うやつ。アップテンポでめちゃめちゃすごいバージョンになっています。
何も知らずに、Lisa脱退しちゃったんだよなと思って聴いていると、ものすごいパワフルな「TRIPOD BABY」が始まって、イントロでさんざん気を持たせて、そこへLisaの声が入ってくるわけですよ。鳥肌もんですよね（3人が並んで歌っているのが目に見える）。何も知らずに初めて聴くと。
その後、PCのHDを壊して、この「TURBO's BEATFIC MIX」(←この30秒試聴ファイルだとLisaのボーカルが入ってくるところまでは行きませんが、イントロの雰囲気だけはわかります）だけでもファイルを再入手しようと思ったら、アルバム全曲ダウンロードしないと入手できない特別版なんですね。仕方がないのでアルバム全曲再購入ということになりましたが。損したという感じはあまりありません。