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スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼンの感想

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本書の最初の感想は、"Apple本?"と思えるものでした。特に第一幕は、プレゼンとはまったく関係のないスティーブ・ジョブズに関する記載が多くあります。しかし、スティーブ・ジョブズのバックグランドを知ることでより本書を理解するために必要だったでしょう。

プレゼンの中でジャーゴ(専門用語)やバズワードを使わないことを勧めています。これは確かにそのとおりです。専門用語を使うと知っている人には届いても全ての人に伝わるわけではありません。

例がちょっと違うかも知れませんが、一般的向けの物理の本には公式を書いてはいけないと言われています。それだけ専門用語を使うと敷居が一気に高くなり、理解度が低下します。情報発信側は公式や専門用語を使うとが楽になりますが、受け取り側がそうでないことを気に留めておかないといけないでしょう。

また、スティーブ・ジョブズは非常にうまいヘッドラインを使います。過去に使った例は以下になります。

・iPod。1000曲をポケットに。(iPod)
・アップルが、電話を再発明する。(iPhone)
・世界最薄のノートパソコン(MacBook Air)

短いヘッドラインでわかりやすく説明しています。"iPod。1000曲をポケットに。"は、最もわかりやすい例のでしょう。ここで、"iPod。容量は5GB。"としてはどれほど観客がiPodが買いたいと思うでしょうか。1000曲と5GBは意味することは同じかも知れませんが、どれだけ多くの人達が理解できるでしょうか。

さらに、非常に短いヘッドラインでわかりやすい例が本書ではいくつか記載されています。

・1クリックで世界の情報にアクセスできます(Google)
・シスコは、生活・仕事・遊び・学びを変える(CISCO)
・スターバックスは職場と家庭にはさまれた第3の場所を創る(Starbucks Coffee)
・各社員に1台、各家庭に1台、PCを普及させたいんだ(Microsoft)

これらは全て具体的な情報になっています。短いヘッドラインで情報を詰め込めないと考えるは間違いです。

他に、プレゼンで説明する場合に3点ルールを守っているそうです。話題を3点に絞るのは、人の頭の理解力から来るそうです。説明したい場合は、多くのことを記載することがありますが、理解しやすいようにするには3点に絞るのが効果的だそうです。アメリカの海兵隊も3をベースにするのはこのような理由だからだそうです。

本書は、プレゼンの対策本だけではなく人に伝えたいと考える人に全てにアドバイスになります。例えば、ブログやTwitterで今以上に効果的な発信したい人はうってつけの本だと思います。

短いヘッドラインに関しては、私は学ばなくてはなりません。例えば本ブログのタイトルで"ATIブランドがAMDブランドに集約に関して"とか"岡崎図書館HP大量アクセス事件に関して"とつけていますが、ひどい状況です(他にもいっぱいある)。エントリの内容が一つもタイトルに出てきていません。てきとうにつけすぎています。

また、中身に関しても時々長く記載することがありますが、もう少し絞って書いたほうが良いですね。

今後は少し本書を見習ってブログの中身を変えていきたいと思います。

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