« 2009年9月15日

2009年9月16日の投稿

2009年9月17日 »

佐川さんの「100人程度の生徒管理データベースでお薦めは何ですか?」と、それに続く廣江さんの「100人程度の乳児管理データベースでお薦めは何ですか?」を読んで、あれこれ考えています。

中堅・中小企業が業務をシステム化したいと考えた時に、どのようなツールで開発すればいいのでしょうか。IT業界でSMB(Small and Medium Business)と呼ばれる市場です。

Webサイトやグループウェアであれば、標準的なパッケージでほとんどの企業の要件を満たすことができます。以前に「もうホームページビルダーには戻れません」で書いたように、NetCommonsを導入すれば、自分たちで更新できるホームページと使い勝手のよいグループウェアを一度に実現することができます。

これに対して、業務のシステム化はパッケージの標準機能だけでは足りません。企業規模の大小に関係なく、その企業固有の要件があります。もともと大企業に比べてユーザのITリテラシーやモチベーションが高くない中小企業で、無理にパッケージを当てはめると、結果として使われないシステムになってしまい、システム化に対する不満だけが残る可能性があります。

SI会社にとっては、仕様の打ち合わせや開発・テストの工数は、案件が小さいからと言って手間は変わりません。むしろ、しっかりした大企業の顧客相手より面倒かもしれません。これまで大手のSI会社がSMB市場に参入しようとして、なかなかうまくいきませんでした。

中小企業が自分たちのやりたいことを実現する業務システムを何で作ればいいのか、上のブログのコメント欄が参考になります。以下のような開発ツールがお勧めされています。

  • FileMaker
  • MS Access
  • Google Apps
  • サイボウズ デヂエ
  • Salesforce
  • 筆まめ

中小企業ではサーバを社内で管理できないことが多いです。SalesforceのようなSaaSは魅力的です。

私が開発するのであれば、スタンドアロンならMS Access、WebベースならSugarCRMになるでしょう。(参考:【SugarCRMの使い方】エクセルレガシーマイグレーションはSugarCRMで)

SugarCRMはPHPを書けば何でもできる自由度がありますが、オープンソースのためか見た目の色気に欠けるところがあります。マイクロソフトやセールスフォースの画面を見ると、アイコン一つにもお金がかかっていると感じます。見た目は一般ユーザには重要です。

理想は、Accessがブラウザ上で動くことです。データをクラウドのSQL Azureに置いて、ブラウザで動くAccessで簡単にアプリケーションを作れるようになるといいですね。

テクネコ

« 2009年9月15日

2009年9月16日の投稿

2009年9月17日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

加藤和幸

加藤和幸

株式会社テクネコ 代表取締役。
ITを売る側と買う側の両方の経験を活かして、CRMとCMSのコンサルティングを中心に、お客様の”困った”を解決します。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
techneco
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ