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岩永さんが「誰かCDやDVDに焼いたデータは永遠だと言った?」で書いていますが、DVD-Rには寿命があります。私もついにDVD-Rの消失トラブルに遭遇してしまいました。

今回トラブルに遭ったのは、DVDレコーダが普及し始めた頃(5年くらい前?)に買った東南アジアブランドのDVD-Rです。私は5インチフロッピーの時代からあまり怪しげなメディアは使わないようにしてきました。ただ、当時は国産DVD-Rが1枚(!)800円以上したため、聞いたこともない東南アジアブランドのDVD-Rに手を出してしまったのでした。それでも5枚セットで1枚あたり600円くらいしたと思います。

DVD-Rに録画した当時は問題ありませんでした。ところが先日久しぶりに再生してみたところ、真ん中以降で映像が乱れて再生不能になりました。試しにパソコンのDVDドライブでも読んでみましたが、こちらもダメでした。やはり後半でエラーになって、果てしなくリトライを繰り返しています。廃棄するしかありませんでした。

DVD-Rは普通のプラケースに入れて、他のDVDといっしょに積み重ねて保存していました。窓際の棚でしたが、直射日光は当たりません。他のDVD-Rがどうなっているのか気になりますが、たくさんありすぎて全部チェックするのは難しいです。国産メーカーだから大丈夫だろう、ということにしてそのままにしています。

安物のDVD-Rは、焼いた直後は問題なくてもしばらくすると読めなくなったり、外周の近くでエラーが起こりやすかったりするようです。皆様もご注意ください。

ついでですが、家電のDVDレコーダに内蔵されているハードディスクは交換修理部品だということをご存じでしょうか。パソコンの内蔵ハードディスクと同様に、壊れて修理に出すとメーカーでドライブごと交換になって、中身は元に戻りません。聞いた話では実際にドライブ交換修理になった方もいるようです。便利なのでついついハードディスクに録画したままにしてしまいがちですが、こちらもご注意ください。

テクネコ

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加藤和幸

加藤和幸

株式会社テクネコ 代表取締役。
ITを売る側と買う側の両方の経験を活かして、CRMとCMSのコンサルティングを中心に、お客様の”困った”を解決します。

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