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家の車が車検になるのを機会に、車を持たない生活を試してみることにしました。

普通自動車の運転免許を取って以来20数年、新車を乗り継いで3台目の車でした。私は気に入った車は割と長く乗る方です。これまで買った自動車3台、自動二輪3台、すべてホンダというくらいホンダファンでもあります。

初めて買った車は、インテグラの最初のモデルでした。この時はインテグラしかないというくらい思い入れがあって買いました。社会人になったばかりの独身の頃で、友人達を乗せてずいぶんいろいろな所へドライブに行きました。

次がアコードでした。リトラクタブルライトはインテグラで飽きたので、ヨーロッパタイプのCAモデルにしました。結婚してからは、北は青森、西は鈴鹿まで行ったことがあります。

アコードがさすがに古くなって限界になった時に、ロゴに乗り換えました。この頃になると、独身時代のように皆で集まって遠出することもなくなり、車に対する興味も以前ほどなくなっていました。

まだ車をやめるところまでは割り切れず、そうかと言って特に欲しい車もありませんでした。とりあえず使える程度ということで、費用のかからないロゴに決めたのでした。かなり消極的な車選びでした。

我が家は夫婦2人の世帯で、駅の近くに住んでいます。私は仕事の日は電車でお客様先を回ります。食料品などの買い物は駅前で買って帰ります。家内は車を運転しません。私自身は、自動車より自動二輪の方が好きで、休みに一人で出かける時は自動二輪の方が多いです。

結局、9年間で約1万キロしか乗りませんでした。ディーラーに車検に持って行くたびに「全然、乗ってませんね」と言われました。

この3月に次の車検を迎えるに当たり、年間の駐車場・税金・任意保険・消耗品、2年ごとの車検の費用を考えてみました。そして、レンタカーとタクシーをフルに使っても、維持費相当のお金で夫婦で温泉に何度も行ける、という結論になりました。

車をきれいに洗って大手中古車販売チェーンに持ち込むと、30分くらいで価格が提示されました。事前にインターネットで下調べをして大した値段は付かないとわかっていたので、その場で契約書にハンコを押して車を置いてきました。

いろいろ考えて手放したとは言え、9年も乗っていると多少の愛着はありました。

最後にお店を出る時の気分は、すっきり一区切りしたような、別れるのが寂しいような、ちょっと複雑な気分でした。

この気持ち、以前にも感じたことがあると思っていたら、思い出しました。

転職する時です。前の会社の最後の出社日に、いろいろな手続きと挨拶を終えて、お世話になった会社を後にする時の気分といっしょでした。(笑)

テクネコ

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加藤和幸

加藤和幸

株式会社テクネコ 代表取締役。
ITを売る側と買う側の両方の経験を活かして、CRMとCMSのコンサルティングを中心に、お客様の”困った”を解決します。

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