THE SHOW MUST GO ON:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) THE SHOW MUST GO ON

通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

« 2010年2月5日

2010年2月8日の投稿

2010年2月9日 »

日曜の朝のお楽しみのプリキュアシリーズが昨日から新しい「ハートキャッチプリキュア!」に変わりました。以前、フ レッシュプリキュア!のエンディングのCGが凄い件フ レッシュプリキュア!のエンディングのCGが更に凄くなった件という二つのエントリーで取り上げたワタシ的には、やっぱり外せません。ということで、早速オンエアーをチェック。で、結論から言うと・・・

う~ん。やっぱり凄いぞモーションキャプチャリング

 

やっぱり思うんです。この動きの再現は凄いって

以前のエントリーでも書きましたが、高々(失礼な)小さな女の子向けのアニメのエンディングですよ。本編は別に普通のアニメです。まぁ動きもそれなり。でもね、前作のフレッシュプリキュア!からエンディングに対する、なんというか、その、作り手の気合が伝わるんですよ。何を熱くなってるんだよという声がそこらじゅうから聞こえてきますが、でも、このモーションキャプチャリングをベースにしたCGを使うってのがですね・・・

だめです。熱すぎです(笑

 

絵のテイストから言うと、フレッシュプリキュア!の方が好きなんですけれど、ってのは置いといて・・・

これは、まぁワタシが四の五の言う話ではありませんからどうでも良いのですが、動きのトレースの仕方はやっぱり手書きのアニメとは全く違う世界だよね?ってのは、たとえばゲームだったり映画だったりで普通に使われているところを知ってる人から言わせると「あたりまえじゃん」ってのは解るんですが、コレを見るととりあえず「よし、この踊りをコピーするぜ」という気になるんですよ(そんなことしなくて良いって)。だって動きは人の動きそのものなんだし(だからぁ!)。

だめです。やっぱり熱すぎです(笑

 

因みに言い訳をチャンとしとくと、やっぱり今回のシリーズも娘と一緒に見てます

流石に40代半ば過ぎのオヤジが自分ひとりでニヤニヤしながらプリキュアのシリーズを見てるってのは怪しすぎて、実際のところは小学校1年生の娘と一緒に見てます。ただ、この手のアニメってのは年代によって当然熱心な時期と、それを卒業する時期ってのがあって、ウチの娘の場合はそろそろ微妙に卒業しかかっている状況ではあります。

元はと言うと放送の時間に問題があって、上の息子と一緒にボーイスカウト活動をやっている関係で日曜日っていうのは割と朝からバタバタする事が多く、ビデオにとって週のうちの適当な時間に見る事が多いんですね。その意味で「日曜の朝はプリキュア!だぁ」っていう意識が余り無いのですが、やっぱり年齢的なものってのはあるなぁと、その行動を見て居てもわかります。

グッズ関係については以前からそれほど執心していませんでしたが、最近はアニメのキャラクターが入ったノートやら何やらを欲しがる事が明らかに減ってきました。この辺りは、鉄人28号や鉄腕アトム、ジャングル大帝などを白黒時代にリアルで見て育った自分の動きに照らし合わせるとよく判ります。

ま、それはよく判ります。

 

ということで、ワタシ的には単にエンディングのCGで盛り上がっているだけ、というコトなのですが

まぁこういうエントリーを書いていることもあり、時々ふと思って会社のPCの壁紙をプリキュアシリーズのWebサイトにあるカレンダーに変えたりしてみましたが、流石に周囲から「それは怪しすぎるから止めてください」といわれて渋々(なのか?)別のに更に変えたりとかしてる程度。

まぁ普通のおじさんです(いや、決して普通には見えない)

・・・ってのはさておき、何れにせよ、たかが(相変わらず失礼な・・)子供向けのアニメのエンディングの、このモーションキャプチャリングの面白さ。でも、こういう動きのアニメに物心付いたときから触れているというのは、ひょっとしたらデバイスレベルでのデジタルネイティブと違う次元でのデジタルネイティブを生み出すんじゃないかと、ちょっとだけ思ったりしています。

何しろ元々ワタシなどは人が物理的に動く映画やドラマなどを見ながら、それとは全く異なる「動く漫画」としてのアニメを見て育ってきたわけです。でも、いま目の前にあるのはアニメのテクスチャーをまとった人の動きが作品になっている。背景やら何やらをビデオの世界でリアルに合成するなんてのは普通なのですが、そこに出てくる登場人物すら既にリアルな人間ではない。

この部分、これをいわゆるバーチャルリアリティの枠組みで考えるのとは全然違うインパクトが有るような気がするんです。で、その洗礼を受けて育ってゆく、たとえば私の2人の小学生の子供たちが大きくなったとき、何かを表現する場になったときに、モノゴトをどういう風に理解し、どう表現するんだろうか?とか。

 

エントリーを書きながら、ちょっと冷静にいろんな事を考えられるようになってきたようです。でもね、あのエンディングって、やっぱり凄いと思うんですよ・・・(しつこい!)

 

bibendum_iwa

« 2010年2月5日

2010年2月8日の投稿

2010年2月9日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

岩永慎一

岩永慎一

外資IT、日本のIT系を経由して現在通信事業者に勤務。営業やSE、更にはコミュニケーション系を中心にありとあらゆるマーケティング関連の仕事を経験してきたが、現在は通信業界の特殊部隊として常に完全装備で課題に取り組む。

詳しいプロフィール

Special

- PR -
カレンダー
2013年4月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
showbiz
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ