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日々の「ハッ、そうなのか!」を書き留める職遊渾然blog

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一昨日、対談をしました。僕を除くと豪華な参加者でして、

という顔ぶれ。4人にはある共通点があって、今回の対談となりました。近日中に誠 Biz.IDに掲載していただけると思います。

その対談で、『クリエイティブ・チョイス』の「まえがき」にある冒頭のクイズ(番長大木さんが引用してくださっているのでここでは省略)はどこかの本で読んだことがあるよと、細谷さん。もとよりこれは引用(「註」1番として記載)なのですが、僕の引用元は書籍ではなくてblogでした。ムム、本にも載っているのか。

たしかポール・スローンの……という言葉を手がかりにしてAmazon.co.jpで調べてみたら、ああ、ありました。『イノベーション・シンキング』という本です。「なか見!検索」が可能なので見てみると、なんとクリチョイ同様に前袖にこのクイズが載っています。

『イノベーション・シンキング』は2007年の出版です。原著はおそらく2006年に出版された、"The Leader's Guide to Lateral Thinking Skills"。しかしこの本は第2版。2003年6月に、同じタイトル(”The Leader's Guide to Lateral Thinking Skills”)の本が出版されています。僕がクリチョイで引用したのは2004年7月のblogエントリなので、2003年の初版を大本と考えておくのが妥当そうです。ただし、このクイズ自体もスローン氏がどこかから収集してきた可能性があること、このクイズが採用面接で出されたというコンテキストを含めて引用していることを考え合わせると、いまそうしているようにblogエントリを引用元としておく方が、本のなり立ちを説明する上では妥当のように思います。まずは上記の本にあたってみよう。

追記(2009/4/30):2006年の"The Leader's Guide to Lateral Thinking Skills"の方はチェックすることができました。やはり前置き部分に "This question has been used as an aptitude test at interviews."(この質問は、面接において利発さのテストとして使われてきた)とあります。

スローン氏が創作して面接官に提供していた、あるいはこの文脈設定自体が創作だったのでないとすると、オリジナルの作者はどこかの面接官(か、面接官のために問題を考えた人)ということになります。そしてこれは無理もないことですが、どの組織の何年の面接にこの質問が使われたか、制作者は誰かというような情報は、"The Leader's Guide to …"にも載っていません。

もともと僕が書籍のなかで引用したblogでも、インターネットに流布していたクイズを友達が教えてくれたという文脈です。スローン氏の著作が大本なのか、以前からネットで流通していたクイズをスローン氏が採り上げたのかは、分かりません。調査はひとまず打ち止めにしよう。

再び追記(2009/5/1):やっぱり気になるので調べました。2002年の本でこのクイズを紹介している本がありましたので、ポール・スローン氏の著作物ではないらしい。まとめて、書籍情報サイトに『「まえがき」のクイズの(ほんとうの)源 ‎‎』というタイトルでアップしておきます。

koji

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堀内 浩二

堀内 浩二

(株)アーキット代表。
「個が立つ社会」をキャッチフレーズに、起業・転職支援やビジネスリテラシー研修などを提供しています。 個人向けにはチャレンジ応援サイト「起-動線(きどうせん)」を運営。

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