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文章を書いたら音読せよ。推敲の心得としてしばしば見かけます。「読み上げソフトを使う」という人の話を聞いて、試してみました。
書きかけの原稿を読ませていくと、たしかにハッと引っかかる部分があります。
そのような上司はあなたの現在の仕事に高い評価を与える一方で、新しい挑戦の機会を提供することには消極的になるでしょう。
……長すぎるわけではない(58文字)のですが、聞いてみると引っかかりがある。
うーん、「一方で、」がよくないですかね。一文まるまる書いておいて「一方で、」とつなげてしまうと、聞き手は「お、ほんとうに言いたいことはこの先に来るのか」と思います。最後まで聞いてから、「たしかに、上司はAする一方でBしないな」とか、全体に対する判断をくだします。
気にするほど複雑ではない気もします。だから読んでいる分には問題を感じなかったのかもしれません。ですが、改良の余地はありそう。
以下のように、言いたいことは後半にありますよ、と早めに示唆するか、
そのような上司は、あなたの現在の仕事には、高い評価を与えます。しかし、新しいチャレンジを提供しようとはしないでしょう。
あるいは言いたいことを先に持ってきた方がよいですかね。
そのような上司は、あなたに新しいチャレンジを提供しようとはしないでしょう。しかし現在の仕事には、高い評価を与えてくれます。
なんにせよ、いろいろ勉強になりました。なお、「おしゃべりテキスト」というフリーソフトを使いました。作者に感謝します。
◆どの企業にとっても基本となる本業があってこそだ。本業が栄えていなければ、存続しないし、長く続いている企業には社会に役立っている業がある。とはいえ本業に安住は禁物だ。本業と思い込んでいるのは、当の企業だけで、当の企業が本業と誇る業が、厳しく時代や社会、市場によって鍛錬され、自らも絶えまず磨くことを怠ると、何百年続いた企業も明日がない。慢心から本業を自ら崩壊させている企業を数え上げるに枚挙のいとまが無い。
― e-中小企業庁&ネットワーク推進協議会、「e-中小企業ネットマガジン(11/14号)」、2007年
「e-中小企業ネットマガジン」というメールマガジンを購読しています。弊社は、創業時に東京都中小企業振興公社の支援を受けて「ベンチャー・KANDA」という施設に入居しておりました。その時にご紹介いただいて以来の読者です。
毎回、巻頭で中小企業の事例が紹介されます。タイトルでご紹介した「本業を離れるな、本業を続けるな、本業の中身を変えよ」は、山形県にある株式会社 斎藤農機製作所の社訓とのこと。「本業」との付き合い方を表現して適確にして簡潔。この言葉は、どこかで引用させていただこう。
(参考)
日本農業の近代化に貢献[斎藤農機製作所] -伸びる中小企業には訳がある! 元気印中小企業|J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]
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