| « 2007年10月3日 | 2007年10月9日の投稿 |
2007年10月12日 » |
『グラデュエーション デイ』という本を読みました。「知人・友人から紹介された本はできるだけ読む」ようにしておりまして、この本もその一冊です。24人の著名人(エントリの最後に、スピーカーの一覧を目次から引用しておきます)が、大学の卒業式で述べたスピーチを集めています。
自分のことを理解している友人が薦めてくれる本は、貴重なヒットが多い。これがわたしの経験則です。ネット書店の「この本を買った人はこの本も……」式のアルゴリズムでは決して発見できない、でもなぜか自分の感性に合った本に出合えるのが、このルートです。
この本を勧めてくれた友人はIT業界ではないのですが、冒頭にあったティム・オライリーのスピーチを引用していました。
時は2006年、場所はカリフォルニア大学バークレー校情報学部の卒業式。氏は初めて技術マニュアルの翻訳を手掛けたときの(内容があまりにも分からなかったという)ショックをふり返り、こう述べています。
そのときに学んだ教訓が三つあります。一つめは、挑戦しようという対象を恐れないこと。僕がようやくものにした仕事は、とてつもない広がりを持つことになりました。二つめの教訓は、困難はしばしば姿を変えた好機だということです。僕はその日初めてぶつかった情報のギャップに橋を架け、会社をつくったのです。三つめの教訓は、人生の岐路で何かを見つけだす能力の重要性です。僕は、自分がテクニカルライター、出版者、起業家というキャリアを築くことになるとは想像したこともありませんでした。なにしろ、僕が受けた教育というのは、ギリシャ語と古典ラテン語なのですから。そうしてみると、手伝ってほしいという友人の頼みを聞いたことが、僕の人生のターニングポイントになったわけです。
(『グラデュエーション デイ』より。太字は引用者による)
氏が「人生の岐路で何かを見つけ出す能力」と表現しているものがいったい何なのか、気になります。
その翻訳仕事をなぜ「人生の岐路」だと思ったのか。
そこで何を見つけ出したのか。
そのためにどんな能力が重要だと言っているのか。
(スピーカー一覧)
- ティム・オライリー(カルフォリニア大学バークレー校)
- ジョージ・ルーカス&スティーブン・スピルバーグ(南カルフォルニア大学)
- ジョン・F・ケネディ(アメリカン大学)
- ジョディ・フォスター(エール大学)
- コリン・パウエル(フィスク大学)
- スティング(バークリー音楽大学)
- ベン・アンド・ジェリー(サザンプトン大学)
- ビル・クリントン(プリンストン大学)
- スーザン・ソンタグ(ウェルズリー女子大学)
- テッド・ターナー(ノースカロライナ大学チャペルヒル校)
- ロバート・レッドフォード(クレアモント大学院大学)
- マデリン・オルブライト(マウントホリヨーク女子大学)
- トム・ブロコウ(コネチカット大学)
- ロナルド・レーガン(ノートルダム大学)
- ダン・ラザー(テキサス大学オースティン校)
- パトリック・スチュアート(ポモーナ大学)
- ハンク・アーロン(エモリー大学 法科大学院)
- ロス・ペロー(ボストン大学)
- バーバラ・ブッシュ(ウェルズリー女子大学)
- ジョン・グリシャム(ミシシッピ大学)
- ケン・バーンズ(ハンプシャー大学)
- ラルフ・ウォルド・エマーソン(ハーバード神学校)
- ジョージ・C・マーシャル(ハーバード大学)
- グロリア・スタイネム(スミス女子大学)
(『グラデュエーション デイ』目次より)
| « 2007年10月3日 | 2007年10月9日の投稿 |
2007年10月12日 » |


顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
悩んだときの、自己啓発書の触れ方
考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
なんて素敵にフェイスブック
部下を叱る2つのポイント
第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命