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日々の「ハッ、そうなのか!」を書き留める職遊渾然blog

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2007年5月1日 »

「世界で一番ノーベル賞を多く取っている民族を知ってる?」と友人。

「いや。どこなの?」と僕。

「ユダヤ人。なぜだと思う?」

「さあ?」

彼の見解は明快でしたね。

「安息日があるからさ」

「?」

「安息日には、一週間を振り返るだろう?彼らは日曜日に一週間を振り返って、次の週に何をするか考えるのさ。この繰り返しは、君、強烈だぜ」

…と、伊丹十三氏の随筆調で言ったかどうかは別として、そのような話でした。

ノーベル賞との因果関係は分かりませんが、「振り返る」という心的作業が重要だという見解には賛成。難なくこなしたと思っていた仕事を反芻しているうちにミスを発見したり、そのミスをある人が黙ってカバーしてくれたことに気づいたり…。振り返りは自分を謙虚にしてくれます。

と書きながら今日の会話を「振り返って」いて、ハッとしました。とても知性的な友人が唐突に上記のような根拠の薄い説を唱え出したので不思議に思っていた(かつblogネタにしようと思っていた)のですが、これは振り返りの重要性を際立たせるための小咄だったのか。考えてみると、その後の話題は
「その説は怪しいな(笑) でも、振り返りは効果あるよね、例えば…」
などと、振り返り・内省の意味や重要性へと流れていったのでした。

ちなみにユダヤ人が人口比において最も多くノーベル賞を取っているのは確からしい。検索して見つけた雑誌の記事を引用します。

 ユダヤ人は、世界の中で人口〇・二五%ほどの少数民族である。ところが、その少数のユダヤ人がノーベル賞のおよそ二〇%を得ている。
 もちろん、ユダヤ人とはだれかの定義によって、統計の数は違ってくる。昔ならユダヤ教を信奉している人という定義でよかったが、今日ではユダヤ人の条件とされない。分かりやすく、両親の一方がユダヤ人である人をユダヤ人と認めよう。それでも、数え方はいろいろで、ユダヤ人のノーベル受賞者の数は全体の一八%から二五%までの範囲に入ると見られるのみ。いずれにしても、人口にくらべて異常に高い数字である。

― 『ノーベル賞とユダヤ人』 みるとす 2002年12月(NO.65)号

koji

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堀内 浩二

堀内 浩二

(株)アーキット代表。
「個が立つ社会」をキャッチフレーズに、起業・転職支援やビジネスリテラシー研修などを提供しています。 個人向けにはチャレンジ応援サイト「起-動線(きどうせん)」を運営。

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