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日々の「ハッ、そうなのか!」を書き留める職遊渾然blog

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2006年10月30日の投稿

2006年11月1日 »

「成人の8人に1人はネット中毒」。アメリカでの調査結果。2500人強に対する電話調査によれば:

  • 7割が日常的にネットを使用。14%は、数日間接続しないでいることが辛い。
  • 12%は意図していた以上にネットに時間を費やしてしまい、利用時間の削減が必要と考えている。
  • 実際に不必要な利用を減らそうとしている人は8.7%。
  • 8.2%は問題からの逃避のためにネットを利用。5.9%はネットの過度な利用のために人間関係を損ねていると感じている。

"One in eight US adults addicted to internet - World - Times Online"

利用時間を減らしたい人の全員が、実際にはその努力をしていない。ここはちょっとハッとしました。ネットとうまく付き合うことを支援するサービスの芽がありそうな気がします。

「ネット利用改善サービス」があるとすると、こんな感じかな…。

  1. 何に時間を費やしているかを調べる
    まずは、何にどれだけ時間を使っていて、どの時間が最も後悔を産んでいるかをチェックする必要がありますね。だいたい下のカテゴリごとに、費やした時間と、時間に対する満足度のような指標を自己評価でつけていきます。
    • 情報収集: いわゆるサーフィン。
    • 情報発信: blog書きなど。
    • コミュニケーション: メールやコミュニティサイトでのやりとり。
       
  2. 後悔を減らす(満足度を高める)ために何ができるかを考える
    • 後悔する気持ちが正当なものかどうかを見極める
      例えば情報収集に時間を使い過ぎたと「感じて」いても、それは必要な作業であり、得られた成果の大きさを考えればむしろ効率的だったかもしれません。1で収集した項目ごとに、必要性や効率性、他の手段との比較などを自己評価して、本当に減らしたいと思う利用を特定します。
    • 量を減らす
    • 質を高める
      上記の2つがサービスの中心になります。習慣改善なので、禁煙とかダイエットとか早起きとか、その手のサイトが参考になるはず。

「ネット中毒から脱出するコツ」なんてのも、どこかのLifehackサイトにあるに違いない。探してみます。

koji

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堀内 浩二

堀内 浩二

(株)アーキット代表。
「個が立つ社会」をキャッチフレーズに、起業・転職支援やビジネスリテラシー研修などを提供しています。 個人向けにはチャレンジ応援サイト「起-動線(きどうせん)」を運営。

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