« 2006年8月18日 | 2006年8月21日の投稿 |
2006年8月22日 » |
(1) 創立200年以上の歴史を有する企業であること。
(2) 創立者が明確で、その同族者が現在でも経営権を持っていること。
(3) 経営状態が良好であること。
(月桂冠株式会社 ホームページより)
これは、伝統企業の国際組織「エノキアン協会」の入会条件。
1代30年とすると、最低でも7代にわたって同族経営を続けないとなりません。
200年間同族経営を続けるために、最も重要なのは何か。
想像するしかありませんが、変えるものと変えないものの峻別が重要そうですね。
例えば、製品は変えないが、製法は技術の進化に合わせて変えるとか、そういったこと。
他には、組織文化でしょうか。実力のある人が経営者になって当たり前の時代に、敢えて同族経営を貫くならば、社員に対して並々ならぬコミュニケーションが必要となりそうです。
最後に、これは参考欄の2番目と3番目の文章がそれぞれ指摘していたことですが、急激な成長を戒めること。『いい会社をつくりましょう。』という本には、「急成長をしないことも社会貢献」という項もあって、なかなか痛快です。
(参考)
Site Les Hénokiens
『いい会社をつくりましょう。』(エノキアン協会の名前はこの本で知りました)
『定点維持』(PDF) - 野村総合研究所。
« 2006年8月18日 | 2006年8月21日の投稿 |
2006年8月22日 » |