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4/22(水) の「Agile Japan 2009」にきてください。このブログを読んでいる方は、ぜひ、上司を誘ってきて欲しいのです。

日本のソフトウェア開発を変えるためには、現場の元気ある人だけではなく、自分の環境を変えてくれる可能性を持っている人に気づいてもらう必要があります。その人を一緒に連れてきてもらって、アジャイルの話を聞いてもらって欲しいのです。安心して欲しいのは、アジャイルを宣伝するつもりは全くなくて、むしろ「リーダーシップ」や「人が変わること」、そして「チームビルディング」に焦点をあてています。だから、あなたの上司も「なるほど」と思うはずです。そして、アジャイルな方にもちゃんとした内容が伝わる会にしたいと思っています。

さて、以下にプログラムと、思いを。。。。。

  • 「ソフトウェア開発現場に求められる新しいリーダーシップ
    ~アジャイルに見る大野耐一、デミングの影響~」
    メアリー・ポッペンディーク 氏

この講演は、ぼくが2007年に米国のAgile2007で聞いたもっともエキサイティングなセッションでした。例えば、開発標準のあり方として現場からの改定があることが本質である、とか、仕事の中身についての経験のないマネジメント、というものの危うさ、とかを、トヨタやデミングのことばで語っているものです。ぼくは、このセッションを、この Agile Japan の第一回目の基調講演にすえたいと思いました。米国人の彼女の口から、日本の文化への賛辞をもらおうと思ったのです。

  • 「ソフトウェア開発に活かす、トヨタ生産方式モノづくりヒトづくり」
    黒岩 惠 氏

黒岩先生には、名古屋の「ソフトTPS研究会」でお世話になっています。黒岩先生はTPSを実践、応用した経験から、それがAgileに与えた影響についても、そして、日本のSIがどうしてAgileを取り入れるべきかについても、論理的に話が出来る方です。顧客からのPULLという原則にAgileがいかに開発に影響をあたえるか、日本が独自のよさを海外に届けることの意味とともに語って頂けると思います。

  • パネルディスカッション
    2つのキーノートセッションを受け、ご参加の皆様と、開発現場の改善について議論します。

上記2つのセッションを受けて、3人でソフトウェア開発の現場について話をします。ぜひ、会場からの質問をふくめたツッコミをお待ちしています。

  • ランチ
    参加者はパンやサンドイッチを手に食事をしながら、ステージではライトニングトークを展開します。

はい、LT(ライトニングトークス)やります。何が飛び出るか分からないですが、枠にはまらないおもしろい展開が期待できると思います。LTの仕切りは、オブジェクト倶楽部が担当します。いつものノリでドラを含めて司会したいと思います。

  • 「株式会社良品計画様事例セッション」
    山崎 裕詞 氏
    株式会社良品計画 情報システム担当システム企画課長
    當仲 寛哲 氏
    有限会社ユニバーサル・シェル・プログラミング研究所 代表取締役所長
    モデレータ:前川 徹
    サイバー大学 IT総合学部 教授、社団法人コンピュータソフトウェア協会 専務理事

私が最も期待しているメイン事例です。これまでに聞いたことがないのですが、「変化への志向」が一番とのうわさです。モデレータとして、「ソフトウェア最前線―日本の情報サービス産業界に革新をもたらす7つの真実」の著者でもある、前川さんにお願いしました。

  • アイスブレイク
    「チーム力をつくる1stSTEP」
    本間 直人 氏
    NPO国際ファシリテーション協会理事、NPO学習学協会 理事

いつも「場づくり」をお願いしている本間さんに、コミュニケーションタイムへの誘導をお願いしました。ここからは、参加型のセッションにしたいので、本間さんお得意のファシリテーションテクニックで、みんなを誘導していただきます。ここからは、コミュニケーションタイム。会場内を6つのブロックに分け、ホワイトボードと配布資料を使い、コミュニケーションタイム(ミニセッション)を行います。ここからは、「スキルセッション」と「事例セッション」の2つに別れます。

【スキル セッション】

  • 「ファシリテーション・グラフィック
    ―議論を「見える化」する技法 (ファシリテーション・スキルズ) 」
    スピーカー:加藤 彰 氏
    株式会社日本総合研究所主任研究員、日本ファシリテーション協会副会長
  • 「体験アジャイル」
    体験型ワークショップで、アジャイルのエッセンスを皆さんにお持ち帰りいただきます。
    スピーカー:羽生田 栄一
    株式会社豆蔵 取締役、アジャイルプロセス協議会 会長
  • 「プロジェクトファシリテーション相談室」
    見える化を使ってチームが情報を共有しながら課題解決する「プロジェクトファシリテーション」を実例で講義した後、現場で悩みを持たれている方との悩み相談を受け付けます。
    スピーカー:平鍋 健児
    株式会社チェンジビジョン 代表取締役社長

スキルセッションでは、リーダーになる人向けのスキルに焦点をあて、できるだけ参加型でワークショップを行ないます。ファシリテーショングラフィックスの実践を加藤さんに、アジャイルの体験を羽生田さんに、そして、プロジェクトファシリテーションの現場相談を平鍋が担当します。

【事例セッション】

  • 「株式会社良品計画様事例セッション」つづき。。。
  • 「株式会社リクルート様事例セッション」
    スピーカー:前田 圭一郎 氏(株式会社リクルート)
    モデレータ: 倉貫 義人SonicGarden(TIS株式会社 社内カンパニー)リーダー
  • 「アジャイルによる業務パッケージ開発事例(仮題)」
    スピーカー:中尾 保弘(富士通株式会社)
    モデレータ:安藤 寿之 (NECソフト株式会社)

事例セッションでも贅沢なキャストです。全体セッションからつづきで、良品計画様の事例を。そして、リクルートの事例を前田さんと倉貫さんにお願いします。そして、富士通の事例をNECの安藤さんにお願いする、という異例のコンビ。日本の大手の事例を、企業の枠を超えてここで発表できることを誇りに思います。事例セッションは、時間を半分に区切って途中で人の移動をOKにします。2つの事例を選んで聞けるようにしました。

  • クロージングセッション
    「ソフトウェア開発を成功させるチームビルディング」
    岡島 幸男(株式会社永和システムマネジメント)

そして、ラストに、全員でクロージングセッションです。新刊「ソフトウェア開発を成功させるチームビルディング」を出版した岡島さんが、新しいチームビルディングとリーダーのカタチについて、経験からの思いをお話して頂きます。

ぼくは、このカンファレンスは、日本での「アジャイル」の第二ステージに向かう道になると信じています。このセッションでは、「アジャイル」はNGワード的に考えています。すなわち、アジャイルと言わないでむしろ次のリーダーシップを表現し、それを、アジャイルを聞いたことの無い人にもわかってもらえる。そして、それをアジャイルだと思ってもらうこと。それが、次のアジャイルムーブメントに繋がる確信があるのです。

だから、だから、ぜひ、みなさんの上司、先輩、お客様を連れてきて、一緒にこのカンファレンスを聞き、上司の口から「ほら、ぼくが言っていたことはこういうことなんだよ」と逆に言われて欲しい。そんな展開が、アジャイル第二ステージなんじゃないかな。。。。と思っています。

アジャイルという言葉に懐疑的な人。アジャイルという言葉を聞いたことが無い人、そんな人にも違和感のない、日本のものづくりのよさをソフトウェアに具体化していこう、と思える会にしたい!

平鍋

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プロフィール

平鍋 健児

平鍋 健児

株式会社チェンジビジョン代表取締役社長、永和システムマネジメント副社長。
オブジェクト指向開発、UMLの勘所、アジャイルな開発手法の未来、マインドマップのソフトウェア開発での利用方法、プロジェクトファシリテーション(見える化)を語ります。現在、マインドマップとUMLの融合エディタ、astah*(アスター、旧JUDE)を開発中。

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