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本も2冊出版されて、盛り上がっている「要求開発」ですが、年一回のお祭り、「要求開発サミット」が3月17日(金)に開催されます。

実は、わたしも、1つラウンドテーブルを任されております。そのセッションは、

「アジャイルな要求開発」
人間性の尊重、ファシリテーション重視、段階的詳細化、アカウンタビリティ、繰り返し型など、2つの開発を跨る共通性について探りながら、要求開発にアジャイルの要素をどうやって入れて行くか(あるいは入れないか)について、みんなで討議しよう!

というやつです。ぜひ、ご興味のある方、参加しませんか?上記の共通性以外にも、ぜひ、探検したいことがあります。それは、要求開発とシステム開発の融合です。

実は現在の要求開発方法論、openthology 1.0では、残念ながら「要求開発」と「システム開発」はシリアル接続されたループなんです。両方とも繰り返し型なんだが、双方は基本的に情報をバトンタッチします。

しかし、そうではなくて、本来はシステム開発は要求開発のインナーループであるべき、というのが平鍋の考えです。そのためには、要求開発プロセスの中に、システム開発(例:動くモック)を入れ、そして、そのモックをあたかも保守するように成長させていく、という成長型開発、を定義できないだろうか?そして、それが、倉貫さんの提案する、「改善型開発」と繋がるのではないか、という思いがある。

アジャイラーの方も、ぜひ、ご参加ください。

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要求開発サミット2006 ~コンセプトから実践へ~

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★開催概要 -------------------------------------

主催:     要求開発アライアンス
協賛:   マイクロソフト株式会社、株式会社チェンジビジョン
      株式会社NEC情報システムズ、株式会社豆蔵
参加対象: ユーザー企業内の経営企画担当者、IT部門のシステム企画担当者
開催日程: 2006年3月17日(金)10:30-17:15
会場:     東京コンファレンスセンター・品川 
      (地図: http://www.tokyo-cc.co.jp/access_s.html
詳細・申込:「要求開発サミット2006」の公式ホームページをご覧ください。
       http://www.openthology.org/events/summit2006-spring.html
参加費用: 3,000円(非課税)

平鍋

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プロフィール

平鍋 健児

平鍋 健児

株式会社チェンジビジョン代表取締役社長、永和システムマネジメント副社長。
オブジェクト指向開発、UMLの勘所、アジャイルな開発手法の未来、マインドマップのソフトウェア開発での利用方法、プロジェクトファシリテーション(見える化)を語ります。現在、マインドマップとUMLの融合エディタ、astah*(アスター、旧JUDE)を開発中。

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