« 2006年1月9日 | 2006年1月12日の投稿 |
2006年1月14日 » |
今日は角谷さんの企画で、Aardvark'd のDVDを見た。Joel on Software で有名な会社にきた Intern たち(いわゆる nerd というか、geek)が、ソフトウェアの世界になじみ、巣立つまでの 12 weeks を描いた映画。
面白かった。生Paul Grahamを初めてみたが、かなり俳優バリの存在感。いわく、
「ハッカーと言う言葉には sneaky なにおいがある。そして、もともと”創造”と”ハック”には似たニュアンスがあるのだ。例えば、相対性理論というのは、ユークリッド空間の sneaky なハックだ。」
なるほどー。(ちなみに上映会の後、角谷氏は自転車で30分以内で通える通勤路を見つけることを、「通勤ハック」と呼んでいた。)
この映画を見て、採用ということについて考えてみる。どういうタイプの人間が、この業界には必要なのだろうか。例えば、当社の採用したい人材像というのは、
- 志の高い人
- 考える技術のある人
- 柔軟な思考ができる人
となる。結局、「Javaができる人」、みたいな短期的な能力スペックは効かない。やはり効くのは「問題解決能力」。そのためには、「問題発見能力」が欲しい。そして、漫然としていては問題発見はできない。問題は、理想と現実のギャップだ。だから、「志の高い人」が必要で、その志と現実のギャップを感じ取れることが重要なんだ。それを、思考フレームワークに載せられる、つまり「考える技術」が欲しい。そして、その技術はゼロベースでありたい。Thinking out of box が出来ること、つまり「柔軟な思考」。この3点はうちの社長の「人材3訓」であるが、ぼくもこれに関しては完全同意だ。
もし、もう一点を加えるとしたら、やっぱり、
4. Ruby が出来る人、を募集です。
仕事としてRubyを使うかどうか、は置いておいて、Rubyが出来ることは強烈な採用アピールです。うちの採用に興味がある人は、hiranabe@esm.co.jp まで、ぜひ、4点のうち少なくとも3点をアピールしてください。今、東京支社を大きくする構想の中にあるので、ベストタイミングです。
» 続きを読む
« 2006年1月9日 | 2006年1月12日の投稿 |
2006年1月14日 » |