『ビジネス2.0』の視点:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 『ビジネス2.0』の視点

ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

« 2012年3月25日

2012年3月26日の投稿

2012年3月27日 »

ITmedia エグゼクティブ 「続けた人しか成功しない――対話を継続する」の記事を大変興味深く読ませていただきました。

いくつかの文章を引用させていただきなながら、自分なりの考え方を整理してみたいと思います。

現在は、ストーリーがある商品やサービスが売れる時代です。そんな時代に必要なのは、自ら情報を発信し、対話をすること。その情報とは、単に自分を売り込むものではなく、受け取った人が役立つ内容や価値ある情報を提供することが不可欠です。

ツイッターやフェイスブックなどのソーシャルメディアの普及により、多くの人が気軽に情報発信できるようになり、個人の存在感が高まり、リアルタイムで様々な対話ができる時代になりました。

一方で、ストーリーのある情報を発信し、対話を続けことはなかなかな容易ではないようです。

続けた人しか成功しない。コミュニケーションも対話を継続した人しか成功しません。続けるということは当たり前のことですし、誰でもできることと考えがちですがこれがやはりかなり難しい。続けられない人が大半なのです。だからこそ続けた人が勝つのです。

多くの人が続けられない理由としては、

(1)続けていて効果が見えない
(2)周りからの反応がない

をあげています。

ソーシャルメディアによるリアルタイム性が高まった一方で、ブームの浮き沈みの変化が激しく、すぐに効果が出ないものは、なかなか続かないケースも多く見られます。

だからこそ、継続できた人は得られるものが大きいのでしょう。

継続していれば、必ずその声は届きますし、浸透していきます。愚直なまでに対話を継続できた人、その人が勝つのだと思います。

継続的に情報発信をし、自分なりのストーリーをつくり、そのストーリーにフォーカスをしながら、対話を続けることができれば、時間はかかるかもしれませんが、得るものとはとても大きいのかもしれません。

 

image 「クラウド・ビジネス」入門 電子書籍版刊行

※担当キュレーター「わんとぴ

OneTopi「クラウド」@cloud_1topi(クラウド)   OneTopi「情報通信政策」@ict_1topi(情報通信政策) OneTopi「電子書籍」@ebook_1topi(電子書籍)

OneTopi「モバイル」@mobile_1topi(モバイル) OneTopi「SmartTV」@smarttv_1topi(スマートテレビ)

OneTopi「地域活性化」@localict_1tp(地域活性化)OneTopi「スマートシティ」@smartcity_1tp(スマートシティ)

MASAYUKI HAYASHI

« 2012年3月25日

2012年3月26日の投稿

2012年3月27日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
business20
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ