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ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

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2011年8月22日の投稿

2011年8月23日 »

夏休みモードで、過去に読んだ書評が続いています。

今回は、「破壊者の流儀」で、2009年8月某日、ソフトバンク代表取締役社長の孫正義氏と元総理大臣の小泉純一郎氏が茶室で「織田信長」という破壊者を通じて現代社会を生き抜くためのリーダ論などについて、討論するというものです。

本書では立ち位置や人を動かすということで、革命的な変化をもたらすことにフォーカスされています。

人を動かすコミュニケーションの原理とは、

①空気を読む
②空気をつくる
③空気を形にする

という三段構えのプロセスから成り立っています。

「空気を読み」、自分の目的の実現にとって何が有利なのかを知り、それを的確に売ることで「空気をつくる」。そして、空気をつくることによってできた周囲の課題認識や共通認識にのっとって、自分の可否を周囲になっとくしてもらうためのメッセージを発信することが「空気を形にする」としています。空気を形にし、周囲から自分が役に立つということが理解してもらえるようになれば、自分の”立ち位置”が決まってきます。

自分の”立ち位置”でポイントのなるのが人間関係です。

人の関係には「つながり」と「しがらみ」があります。「つながり」は相手を動かします。「しがらみ」は相手に動かされます。強い立ち位置をつくるとは、「つながり」を増やし、「しがらみ」を減らすことなのです。

「つながり」を最大化し、「しがらみ」を最小化することで、強い立ち位置をつくり、人を動かすことができるのです。強い立ち位置の基本は”役に立つこと”であり、現代は自分の立ち位置を積極的につくる時代と指摘しています。ソーシャルメディアの普及によって、益々自分の”立ち位置”は重要になっていくでしょう。

そして、破壊者についてです。破壊者は、変化を嫌う人間の「意識の壁」を破壊しなければならず、創造よりも難しいとしています。相手の意識を破壊し、創造に向けて新たな意識をつくりだす。そこには、人の意識を動かす立ち位置と戦略コミュニケーションが重要となってきます。

21世紀は、多様な人とのつながりから、新たな価値が生まれる多様性の時代。自分自身の強い”立ち位置”をつくり、自分の人生をより豊かにするために、周囲との関係づくりを戦略的に実現する。今、時代の流れは、立ち位置を培うまさに絶好の機会であり、自分の人生をより豊かにするために、ソーシャルメディアなどを積極的に活用し、オフとオンをうまく使い分けながら、周囲との関係づくりを戦略的に実現する。破壊と創造の双方を実現できる、そんな”立ち位置”をつくれる人材が今、渇望されているのかもしれません。

 

※担当キュレーター「わんとぴ

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MASAYUKI HAYASHI

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プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

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