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ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

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1999年12月に群馬県から東京まで新幹線通勤を始めてから12年以上が経ちました。新幹線通勤を始めてからの最初の1,2年は起床時間が早くなり、通勤時間も2時間弱と本当に苦痛を感じていました。しかし、今では大変快適で、新幹線通勤をして、本当に自分の人生に良い影響を与えているとつくづく感じています。

その魅力のポイントを4つご紹介したいと思います。

1.都会と地方の空気を吸うことができる

新幹線通勤の一番の良いところは、都会と地方の空気を一度に吸えることです。平日はデジタルな仕事をし、いろんな方と仕事関係でつながり、オフラインでの人脈もたくさん増やすことができ、日本の中心である東京での刺激をたくさん受けることができます。一方、休日は、自然に囲まれ、PTA活動や地域の活動など、アナログ的なふれあいや生活を楽しむことができます。このデジタルとアナログのメリハリが自分自身の仕事や生活において非常にプラスに作用していると感じています。

2.自分自身の自由な空間と時間を持つことができる

新幹線の移動時間は往復で約2時間。朝は始発の新幹線に乗り、最初の数十分は日経新聞に目を通し、ツイッターなどのネットの情報をGALXY Tabでチェックしています。途中からは寝てしまうことが多く、前日遅く帰るなどで睡眠不足の時間調整ができています。よく一度新幹線で仮眠をとることで、睡眠不足があっても概ね解消されます。また、帰りの1時間は、その1日足りなかったことを補う時間として有効活用しています。雑誌や書籍や新聞などの読書、仕事のことを考える、ブログを書く、ツイッターを楽しむ、ネットサーフィンをするなど、誰にも邪魔されず自由な空間を有効活用することができます。特に、情報のインプットとアウトプットに時間をさくことができるため、ブログを毎日書けているのも、新幹線の移動時間があるからこそと考えています。

3.仕事の生活の時間のメリハリがつけられる

私自身、最近の起床時間は、5:40です。朝の毎日の日課としては、ブログを書いたり、ニュースサイトをチェックしたり、情報のインプットとアウトプットの時間をつくっています。テレビもつけているのですが、パソコンと向き合っている時間のほうが圧倒的に多いと思います。私が所属している部署の始業時間は9:30からですので、約4時間の朝の時間を有効活用しています。距離が遠く通勤に時間もかかるということで、早め早めの行動ができていると思っています。また帰りの新幹線の終電は23:00、どんなに忙しい場合や飲み会の場合でも、22:00過ぎには会社や飲み屋を出ますので、0:15ごろには遅くとも自宅につくことができます。これまで、カプセルホテルなどに泊まったのは、数回程度だと思います。新幹線で時間を意識することによって比較的規則正しく仕事や生活ができているのではないかと感じています。

4.旅行気分が味わえる

新幹線通勤では長い距離を移動するため、街並みが変化していくのを感じることができます。また、年に4,5回程度は、寝過ごして群馬の高崎駅を超えて長野や新潟まで行ってしまうことがあります。いいのか悪いのかは別として、いろんな地方の空気を吸えるのも魅力的です。

まとめ

新幹線通勤ができる環境であれば、「通勤は長くて遠いほうがいい」というのが、自分自身の12年間ちょっとの通勤を通じて感じていることです。これからも群馬に住み、東京への通勤を続けていくことができればと考えています。

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MASAYUKI HAYASHI

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プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

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