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ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

« 2011年1月19日

2011年1月20日の投稿

2011年1月21日 »

ツイッターでは、私自身「個人」のアカウントのほか、わんとぴの「クラウド」「電子書籍」「情報通信政策」、そして近々にお知らせしますが「モバイル」「スマートシティ」「地域活性化」、合計6つのアカウントを活用しています。

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ツイッターは、人間性を表現性、リアルタイムに共有できるツールとしては、非常に有効であると考えています。しかしながら、最近のブログでも話題となっていますが、コミュニケーション疲れやコミュニケーション圧力に耐えられなくなり、ツイッターなどのソーシャルメディアの利用をやめてしまったというケースも多々見られるようになりました。

そのため、いろいろと対処方法はあるのではないかと思いますが、個人的には個人のアカウントだけでなく、個々の専門性を表現できる専門アカウントの取得と活用をお薦めしたいと考えています。

個々の専門アカウントで情報をブックマークし管理する

わんとぴの専門アカウントの利用にあたっては、株式会社モディファイが提供する(ソーシャルメディアへの投稿を安全かつ効率的に行うための企業向けコンテンツ配信管理プラットフォームサービス)SM3 ( Social Media Marketing on MODIPHI II )を利用しています。SM3のメリットの詳細はWebを確認いただければと思いますが、複数アカウント管理やマルチポスト管理などの機能が搭載されています。

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以上のように、記事の内容にあわせてカテゴリを選び、投稿します。投稿した内容は、ツイッター及び、わんとぴの個々のキュレーターのサイトに掲載されます。一度の投稿で二つの場所に掲載されるのは、情報の伝播力と情報のアーカイブにおいて有効だと考えています。

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マーケティングツールとして使う

私自身個人アカウントのフォロワーは3,000を超えたところですが、「クラウド」と「電子書籍」もフォロアーがもう少しで3,000になろうとしています。個人アカウントの開始のが半年ぐらい早いのですが、近々に専門アカウントが自分の個人アカウントを追い越すと思われます。

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「クラウド」のアカウントであれば、クラウドに関心のある方がフォローしている人は多いでしょう。そのため、ある程度のターゲティングが可能となります。クラウドに関心のある方に対して、例えばセミナーや商品などの宣伝をしたい場合は、非常に効果的だと考えています。以前、「クラウド」のアカウントでセミナーの宣伝を試みたところ、クラウド関係者に一気に情報が広がり、非常に短期間で定員を超えたという経験もあります。

「キュレーター」として

わんとぴのサイトには、わんとぴでカテゴリを配信する人を「キュレーター」として名前をつけています。2011年は「キュレーター元年」と言われるように、爆発的に増える情報量を有益な情報にフィルタリングして提供するというニーズが高まってきています。わんとぴの場合は、その分野にある程度専門性を持った方々が、氾濫する情報と比べて安心して情報を読むことができます。特定の分野の「キュレーター」及び専門家としての評価も高まっていくのはないかと感じています。

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まとめ

ツイッターを利用している方々は多くの場合は、個人アカウントなど少数のアカウントを持っていて、ささいなつぶやきから、少し気になる専門性の高い時期までごちゃまぜにつぶやくケースが多いのではないかと感じています。もちろん、ツイッターの活用は個々の自由ですし、そういう方法も非常に正しいアプローチだと考えています。

一方、情報が氾濫する中で専門アカウントを持ち、情報収集やマーケティング、そして、キュレーターとしての情報整理をするということは、フォローしている方々にとっても自分にとっても非常に有益ではないかと考えています。

 

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MASAYUKI HAYASHI

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プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

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