『ビジネス2.0』の視点:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 『ビジネス2.0』の視点

ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

« 2010年12月13日

2010年12月14日の投稿

2010年12月15日 »

ここ数年間、クラウドが契機となり、これまでは通信業界に比較的閉じていた人的つながりが、非常に多くの業界・分野の方々と接点を持つことができ、人脈を広げていくことができたと感じています。ここで、クラウドがきっかけとなって培ったつながりの一部をご紹介したいと思います。

建設業界関係者

クラウドはデータセンタービジネスと言われることがあります。クラウドの普及が進めばデータセンタービジネスの建設需要が活況を帯びていきます。特にコンテナに代表されるような郊外型のクラウドデータセンターの議論が活発化しており、大手ゼネコンは郊外型に対応した商品を投入してきています。ゼネコンの関係者の方々とデータセンター設計や空調、電力管理などで様々な情報交換をさせていただく機会も増えてきています。

自治体関係者

郊外型データセンターの誘致に向けて、各自治体が研究会などをつくり、取組みを進めています。また、自治体クラウドの実証など、自治体クラウドの普及に向けた取組みも進んでいます。

外資系クラウド事業者関係者

外資系事業者の方々は、特にソーシャルメディアなどを使い、積極的に情報発信をされています。オフラインの勉強(ユーザ)会等に参加させていただいています。

競合他社関係者

これまでほとんど、競合他社の方とお会いしたケースは少なかったのですが、講演やブロガーミーティングなど、情報交換をさせていただく機会が増えました。これまでとは違い、競合関係なく共存共栄で業界をクラウドを盛り上げていくという流れが生まれてきているような気がしています。

政府関係者

政府では、様々なクラウド政策を推進しているため、接点も増えてきています。

大学などの有識者

大学の先生は、これまで、ネットワークやグリッド、ソフトウエアやメディア政策など様々な分野で研究をされてきており、それぞれのお立場からクラウドコンピューティングの領域のお話をお伺いできるのは興味深いものがあります。

研究開発関係者

研究者の方々は、次世代クラウド技術に関しての研究や標準化に向けた取組み等をされています。研究者が集まる会合にも出席をさせていただいています。

シンクタンクなど

クラウドの市場成長やトレンド等、今後の方向性について何度か情報交換をさせていただいています。

情報システム担当者

クラウドを中心に情報システム部門の方々との話も増えてきています。様子見をしているお客様も多く、クラウドの導入を進めようとする企業経営者との間とのギャップもよく目にします。

企業経営者

特に中堅中小企業の経営者の会合でお話をさせていただく機会も多く、クラウドと経営について情報交換をさせていただいています。

ITコーディネーターなど

ITコーディネーターの方々とは、中堅中小企業にどのようにクラウドを提案していけばいいのか、情報交換をさせていただいています。

ソフトウエア事業者関係者

ソフトウエア業界の方々もクラウドをネタに様々な情報交換をさせていただいています。ソフトウエア業界にとっては、どこまでクラウドを自社として進めていくのか、非常に難しい舵取りを迫られているような気がしています。

イベント関係者

2010年は幸いにも30件近くの講演を担当させていただき、多くのイベントの事務局の方々と接点ができています。

企業の研修担当など

講演の中では、一部企業専門の研修コースの中で、クラウドの話をさせていただきました。担当した中には大手企業の研修も担当させていただき、非常に貴重な経験となっています。

出版、メディア、マスコミ関係者

出版の企画は何度も挫折しましたが、いくつかの出版社の方々とは、クラウドの企画本について、情報交換をさせていただきました。また、経済誌や新聞社の方々からも取材を受けることができました。

スマートグリッド関係者

スマートグリッドとクラウドは切っても切れない関係で、電力会社やスマートメーター、電気自動車(EV)など様々な関係者とスマートグリッドとクラウドの関係性について情報交換をさせていただくことができました。

社内関係者

ここ半年、社内のいろんな事業部から声をかけていただく機会が増え、事業部を超えた飲み会を企画し参加するなど、社内の人脈においてもこれまでとは比べ物にならないくらい広がりを見せています。社内で知り合いが増えると当然仕事はしやすくなり、仕事もやりがいを感じるようになっていい循環が生まれています。

勉強会参加者

この1年間、5回ほど、クラウド関連の勉強会を開催させていただきました、合計すると百数十名の方が勉強会に参加されたのではないかと思います。自分が参加した勉強会を足すと、勉強会だけでも相当なつながりが生まれています。勉強会からビジネスにつながったケースも出てきています。

以上のように、クラウドがきっかけとなり、非常に多岐にわたって、人脈を築くことができました。それぞれの方と情報交換をするときは、担当する業務内容を配慮しながら、議論をする必要があり、自分自身の視野を広げることもできました。クラウドは、非常に幅広い領域であるがゆえに、ソーシャルメディアも活用しながら、多くの接点を持つことができたと実感しています。既にいくつかはビジネスに結びついていますが、これから、どのように人脈の宝を利用させていただくか、中長期の視点で互いにWin-Win関係となるような関係を築いていければ考えています。

MASAYUKI HAYASHI

« 2010年12月13日

2010年12月14日の投稿

2010年12月15日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
business20
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ