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ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

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2010年9月13日の投稿

2010年9月14日 »

パソコンに変わってスマートフォンなどが中心となるという言葉をよく聞きます。確かに、外出先で、インターネットやメール、そして動画閲覧まで様々なことができるようになりました。

最大のネックの一つは、スマートフォンで文字を打つということです。スマートフォンにはソフトキーボード機能が搭載されているため、ツイッターレベルの140文字程度の文章では、特に問題なく、打てるかもしれませんが、それ以上の文章を打つようになると少々つらいでしょう。特に、私のようなブロガーは文字を打つ環境を特に重視をしています。

その対応として、よくBluetooth対応の小さめのキーボードを併用している人を見かけるようになりました。私もiPad用に純正のBluetooth対応のキーボードを購入しました。私が持っているWindows Mobile搭載のスマートフォンにもつなげたのですが、気軽に持ち運ぶためにはもう少し小さいものもできたら購入したいなあと思っています。

通常は電車での移動などで気軽に打つためには、スマートフォンにQWERTYキーがついているととても便利です。朝の通勤の移動時間では、日経新聞の気になった内容をよく、ツイッターでまとめてつぶやくようにしています。QWERTYキーは最初は、慣れてしまえば非常に早くタイピングができるようになりまます。

今後、ガラパゴスケータイからスマートフォンの利用率が高くなっていくという調査をよく目にしますが、それを後押しするのが、NTTドコモが9月1日より提供したSPモードです。私も土日に設定をし、これまで、iモードのメールを見るために、iモード.netを利用していたのですが、プッシュ型ではなく、非常に使い勝手が悪かったのですが、かなり使い勝手がよくなっています。ちなみに、写真が、私が実際に愛用しているWindows MobileのOS搭載のスマートフォン「T-01B」でSPモードを利用している写真です。

IMGP1561

通常の携帯では当たり前かもしれませんが、絵文字や文字に色をつけることができるようになりました。

20100912100143

私も1年前はiモードメールがまともに使えなくなるのを不安視していましたが、ようやくメールのハードルが低くなり、スマートフォンへの導入が進む環境は整ってきたと言えるでしょう。うちの家内も、SPモードの提供で、スマートフォンに関心を持ち始めています。

これから、パソコンやガラパゴスケータイから、スマートフォンの利用が増えてくると言われていますが、一つはQWERTYキーのように文字がうてる環境であること、そしてSPモードのように既存の携帯からスムーズにメールの環境が移行できること、この2つが大きな要素になっているのではないかと感じています。

MASAYUKI HAYASHI

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プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

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