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ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

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2009年5月4日 »

毎週、ほぼ欠かさずNHK『プロフェッショナル仕事の流儀』の番組をみています。業界が異なってもプロフェッショナルの方々が仕事に取り組む姿勢に非常に多くのことを勉強させられます。

NHK『プロフェッショナル仕事の流儀』の100回記念スペシャル番組の「プロフェッショナルたちの脳活用法」が出版されたので、迷わず購入してみました。プロフェッショナルの方々を脳科学の視点から捉え、どのように脳を活用しているのか大変興味深く読ませていただきました。

ポジティブに脳を活用するため、アイデアを生み出す工夫や、脳のメリハリをつけること、脳に小さな喜びを与えること等、プロフェッショナルの方々には脳活用において多くの共通点があることが、事例やプロフェッショナルの方々のコメントをとりあげながら、すんなりの自分の脳の中で理解できたような気がします。

第1章の「ひらめきの極意」では、プロフェッショナルの方々のアイデアをどのように生み出しているか解説されています。普段の仕事ではなく、電車の移動中や睡眠の後等、仕事以外の空間から多くのアイデアが生み出されています。私自身もブログのネタや仕事で思い悩んだ時は、帰りの新幹線の中でふと思い浮かぶことがあることが多々あります。

第2章の「プレッシャー克服法」では、仕事モードとそれ以外のモードをうまく切りわけ、集中するときにはスイッチをオンにするというメリハリが重要であり、プレッシャーを感じるときこそ、脳を最大限に活用していく必要性等が書かれています。プレッシャーを克服していくためには、自分より少し上の困難に挑むことが大切であること等が書かれています。

第3章の「やる気を高める」では、モチベーションをなかなか高められない状況等を紹介しながら、与えた仕事の環境下で主体性を持ち、脳に喜びを与えながら、自分の得意領域への誘導し、モチベーションを高めていくこと等が書かれています。

第4章の「創造性を豊かにする」では、素直に喜べるといった子どもの気持ちをあえて持ち、ビジョンを持ち、オープンな気持ちとそれを習慣化することえ脳を鍛えていく等が書かれています。

第5章の「制約との付き合い方」では、与えられた環境(制約)の中で、脳を活用し、いかに最高のパフォーマンスを発揮させていくか等が書かれています。

ブログをビジョンの視点から書かれていますので、ここで紹介したいと思います。   

ブログを書くようになってからは、毎日の更新作業がビジョンを脳に刻み込む機会となっているが、そのように日課の中にビジョンを組み込んでしまえば、誰しもいつかは自分だけの北極星が見えてくるはずだ。

私自身、ブログを毎日書き続けて2年がもうすぐ経とうとしています。ブログを書くことは、日々自分の脳の中で考えていくことを書き出す行為です。ブログを書き続けrこと、その積み重ねによって、自分自身のビジョンが見え始めているのは、自分自身もまさに感じているところです。

 

MASAYUKI HAYASHI

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プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

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