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ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

« 2009年4月19日

2009年4月20日の投稿

2009年4月21日 »

マイクロソフトが、4月6日、Google Appsに対抗し、Exchange Online等を提供する「Business Productivity Online Suite(BPOS」の詳細を発表しました。今後、電子メールのアーカイブ、特にGoogleのGmailとMicrsoftのExchange Onlineのシェアの動向は注目です。

日本において、Google Appsの導入がどこまで進んでいるのかは定かではありませんが、事例も増えてきているようです。2月10日に「Google Appsを導入している企業をリストアップしてみた」で少しGoogle Appsを導入している企業をリストアップしてみましたが、新しい事例をここでリストアップしてみたいと思います。

ディーアンドエムホールディングス

実際に私も富士ソフトのセミナーで導入事例を聞いてきたのですが、なかなか興味深い内容でした。入社間もない社員が、平均年齢の高い企業に様々なハードルがありながら、グローバルに展開した事例です。(関連記事:ITpro

コトブキ

メールの不具合とパソコンの入れ替えの障壁等が理由となってクラウド型のメールサービスを検討し、Gmailの利便性とコストパフォーマンス等が決めてとなって導入(関連URL:Google)

EC Studio

コスト削減や保守運用からの解放、そしてGoogle Appsを活用すればするほど、コミュニケーションやコラボレーションが進み、社内ムードが向上したといった成果が出ています。(関連URL:Google)

全国農薬共同組合

Google Appsの導入により65%のコスト削減、容量やセキュリティ等が要件を満たしていることから導入。(関連URL:Google)

=== 以下 前回取り上げた事例 (少しアップデートしました)

JTB

JTB は、マイクロソフトのExhangeサーバーの更改時にGmailを採用することを決めているようです。マイクロソフトのExhangeサーバーの更改時は5年間の運用において20億円程度かかりますが、Google Appsにすると、半分以下の費用で済み、かつ一人あたり25Gの容量を利用することができるのです。 (関連URL:ITpro

ユニ・チャーム 

ユニ・チャームはグローバルへの展開や運用負担を軽減するために、Gmailへ移行しています。シングルサインオンの機能を実装し、独自のアドレス機能も設けています。Google Appsのアカウント数は3500です。 (関連URL:ITpro)

富士ソフト   

国内最大の導入事例で導入規模は、約1万人規模で4月からGoogle Appsの導入を予定しています。これまで複数の電子メールやスケジュールの利用していたのと比べて、5年間で3分の1のコストで済むということです。富士ソフトは、Google Appsの販売代理店もしており、日本国内においては富士ソフトが最もGoogle Appsに熱心な企業といえるかもしれません。 (関連URL:ITmedia)

東急ハンズ 

昨年12月からGoogle Appsに移行しているようです。電子メールの運用稼動の削減や、各店舗でモバイルを運用、そして、動画の共有など様々な試みをしようとしています。Google Appsの導入規模は約3000名です。 (関連URL:Google)

コープさっぽろ 

かなり初期段階から採用しており、会員向けのツールとして利用しています。 (関連URL:Google)

松竹   

Gmailメールを中心に利用しています。特にどこからでもアクセスし、利用できる点は重宝しているようです。私自身実際に伺って話を聞いてきました(関連URL:Google)

オールアバウト   

現在、社内の260アカウントで利用していますが、将来は、外部委託先とのコミュニケーションツールとしても視野にいれているようです。コストも2分1まで削減することができたようです。 (関連URL:Google)

その他の事例としては、サキコーポレーションチャイナ・コンシェルジュ伊藤病院などがあげられます。 

Googleの導入事例はこれからも機会があればピックアップしていきたいと思います。


MASAYUKI HAYASHI

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プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

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