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ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

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2008年6月8日の投稿

2008年6月9日 »

深夜タクシーで現金や金券の提供そして飲食の接待を受けた中央省庁の職員の倫理観が問題視されています。もちろん、これらの接待を受けることも問題なのですが、これだけ多くの職員、そして多くの回数金品を受け取っていたことから、多くの職員の深夜勤務が恒常化していると推測される点も問題だったのではないかと感じています。

深夜まで勤務すれば、深夜勤務手当てがつき、そして深夜タクシーも割り増し料金で高くつきます。普通に電車などで帰宅すれば、通勤定期の範囲内であれば、追加料金は発生しません。利益を求める企業の民間企業の場合は、タクシーによる深夜帰宅が恒常化すれば経営に大きな影響を与えることも時にはあるでしょう。

もちろん、職員の方々の心と体の健康にとってもよくないでしょう。


自分の仕事の時間と効率化について少し整理してみたいと思います。

(終わりの時間を意識する

私の場合は新幹線通勤です。新幹線通勤である限り、もしタクシーで帰宅すれば想像もできない金額がかかることでしょう。もちろんこれまでタクシーで帰宅したことはありません。仕事で忙しいときは、最終新幹線に乗れずに、カプセルホテルに泊まったこともあります。ただ、これまでのサラリーマン生活の中でわずか数回程度です。(新幹線通勤をしている時点で高コストという指摘はあると思いますが・・・。)

(仕事後の時間を有効活用する

帰宅時間のデッドラインが見えていれば、実は仕事もそれまでに終らせようという作用が発生するのではないでしょうか? 私自身、毎週2回程度、トレーニングジムに通い、最低でも30分~40分程度のランニングをこなしています。もちろん、仕事の後に職場で飲みに行くこともあれば、社外の異業種交流会や社外セミナー等にも参加することも多々あります。家が遠い分、徹底的に早く帰って家族と時間を過ごす時間も意識しています。

(仕事の効率化を常に意識する)

そして、仕事中の効率化を常に考えています。Google等のWeb2.0ツールは徹底的に活用する。お客様訪問などで外出する際には、パソコン(主にシンクライアント)を持ち出し合間に仕事をする。携帯電話でメールも常に確認し、合間を見てメールや電話で返事をする。仕事が忙しい場合は、新幹線の中でも仕事をする。タバコも効率化(+健康とお金)を考え、数年前からほとんど吸っていません(仕事でピンチになったときにはタバコルームに顔を出しますが・・)。

キーボードのタイピングスピードも、ブログを書くこと、ピアノの練習(?)、そしてキーボード検定等を通じて、かなりのスピードでたたけるのではないかと勝手に自負しています。提案書や資料作成もテンプレート化し、「中身は別だが、資料作成の早い林」というイメージも一部の社員の中では定着(?)しています。仕事の中において、意識させあれば、どんどん効率化していくことができます。

(職場の雰囲気とワークバランスへの意識)

もちろん、ワークライフバランスを重視し、早く帰ることのできる職場の雰囲気というもの大切でしょう。


人が1日に与えられている時間はたった24時間。そして24時間の中で睡眠時間を除けば、多くは仕事の時間です。だからこそ、仕事は、「泥のように働く」という考え方もありますが、仕事が自然に流れるように効率化させ、残りの時間をいかに有効に活用するかという姿勢が大切ではないかと感じています。

今回の「タクシー接待」の問題を受け、改めて仕事と自分と家族の“時間”に対する取り組み姿勢について考えさせられたところです。

MASAYUKI HAYASHI

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プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

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