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オルタナティブ・ブログを書きはじめてからブログ発信力の影響を感じています。他のブロガーの方が私の記事を取り上げていくケースも多く、あるテレビの特集番組にブログの記事を紹介したいという問い合わせもきました(実際は放送されなかったようですが・・)。一度だけAmazonでアフィリエイトのリンクを貼りましたが、10人弱の方がその書籍を購入してくれました。

 
そして、ブログを読んでくれた方がコメントやトラックバックそしてソーシャルブックマーク等で反応を読み取ることもできます。

 
2月20日、矢野経済研究所が、「クチコミブログ広告市場に関する調査 2008年版」を発表しました。

 
クチコミブログ広告市場の推移予測(実績含む)は、

  • 2005年度:5,000万円
  • 2006年度:9億3,000万円
  • 2007年度:31億9,500万円
  • 2008年度:60億1,000万円
  • 2009年度:94億9,000万円
  • 2010年度:132億5,000万円

まで、市場が拡大傾向にあるとし、2010年は2007年と比べると4倍以上に市場が伸びると予測しています。

 
今後の市場が伸びる根拠として、

  1. ブロガー数の更なる増加
  2. 参入企業数の更なる増加
  3. 体験型案件の更なる増加(リサーチ的活用)
  4. クロスメディアマーケティングの活発化
  5. 案件規模の拡大と案件総額のボリューム増(記事件数の増加やクロスメディアマーケティングによる案件規模の拡大)
  6. ブログクチコミ記事集約サービスなど周辺サービスによるニーズの増加

等の要因によるものとしています。

 

CGMの比率は当然ながら高まる

昨年12月にノキアのトレンドセンターが、「You Will Control 25% of Entertainment by 2012」を発表し、5年以内にエンターテイメントコンテンツの25%がCGMになると予測しています。今後ブロガーの参加数が増え、参入企業が増え、クロスマーケティングの様々な試みや技術革新が生まれてくると、ブロガーを中心としたCGMの比率と市場への影響力はさらに高まっていくものと考えられます。

 

心配なことはあるが・・

一方で“ブログ限界論”等でも議論されていましたが、ブロガーのネタにも限界があり、このまま継続的書き続けていくというのは、ブロガーにとっては相当な努力がいることと思います。そして、このままブロガーが増え続けて、影響力が高まり、市場も伸びていくと単純に考えるのは判断が難しいところだとも思っています。

 
これからブログをはじめる人は、イノベーションの視点で見るとアーリーアダプター(初期採用者)からアーリーマジョリティ(初期多数採用者)に移っており、これまでのブロガー以上の活躍を過剰に期待するのは難しいのかもしれません。

 
クチコミブログの広告市場が伸びていくのはプラスの要因とマイナスの要因と様々ですが、クチコミブログの広告市場の伸びは、ビジネスにおいても消費者の立場から見ても注目に値するものではないかと感じています。

 

MASAYUKI HAYASHI

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プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

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