『ビジネス2.0』の視点:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 『ビジネス2.0』の視点

ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

« 2008年2月4日

2008年2月5日の投稿

2008年2月6日 »

2007年末から2008年の年始になると様々な調査会社等がIT市場予測を発表します。そして、研究員やアナリストやコンサルタント等の様々な肩書きを持った方たちが、それぞれの立場でコメントを述べられています。


これらの市場予測は、もちろん予測はあたることもありますが、外れることもあります。データや分析力はさすがと思うところはありますが、100%正解に導くことはほぼ不可能でしょう。


市場動向を消費者の視点で見るとどうでしょうか?消費者は世の中の流行に対して敏感で、流行はクチコミで広がり、世の中のトレンドを創ります。消費者から評価されないものは市場から当然撤退を余儀なくされます。消費者はブログやSNSそしてYouTubeやニコニコ動画等様々なWeb2.0のツールを駆使し、自ら情報を発信します。


クチコミマーケティング手法があるように、企業もWeb2.0の存在は無視できない存在となっています。月間Asccii3月号には、「企業ランキング500」という特集が組まれており、企業のブログ通信簿という形でブログからわかる企業のブランドや商品等の「本当の評価」を分析しています。


例えば、1位の楽天は、楽天イーグルスのペナントレース開幕、3位のマクドナルドはメガマック発売時期、5位のTBSは亀田兄弟や初音ミク等の話題でブログの投稿数が上昇しています。


同じく月間ascii2月号には、「未来予測を売買する「予測市場」 いよいよ日本上陸」記事が書かれています。この中でWeb2.0のキーワードの一つである“集合知”の力は、未来予想においても“案外正しいらしい”と述べています。海外では予測市場の運営にベンチャーキャピタルが資本参加する事例も相次ぎ“予測市場”がブレークする可能性があるとしています。企業の商品もmixiのSNSでコミュニティの中で開発をすすめた事例もあるように、未来にヒットするブランドや商品はやはり購買をする側の消費者が握っていると言えるでしょう。


今後も様々な調査会社や研究機関等が様々な予測をされると思いますが、消費者の現在の評判のみならず、未来予想にも耳を傾けて、次のビジネスの展開をしていくことが今必要とされているのかもしれません。

MASAYUKI HAYASHI

« 2008年2月4日

2008年2月5日の投稿

2008年2月6日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
business20
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ