『ビジネス2.0』の視点:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 『ビジネス2.0』の視点

ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

« 2007年12月6日

2007年12月7日の投稿

2007年12月8日 »

Web2.0はコンシューマの世界で一般的になっていますが、災害さらに戦争(戦場)等での活用が始まりつつあります。

いくつか事例等をあげてみましょう。

 

米国国防総省がマッシュアップを採用へ

米国国防総省では、マイクロフォーマットとマッシュアップを用いて既存データをまとめ、兵士がそうした情報を利用できるようにする計画を立てています。戦場でも若い世代はブログやRSSそしてマッシュアップ等の技術を使って互いにコミュニケーションをとっており、ならば軍隊でも使おうと考えているようです(ITmedia 関連記事)。

 

“軍隊2.0”というコンセプト

9月になってしまいますが、「REALCOM エンタープライズ2.0 Day」に参加してきました。基調講演の中で、米国陸軍は“21世紀の軍隊”(Force XXI)と名付けた次世代陸軍ビジョンを発表し、「軍隊2.0と呼んでもいいが、上意下達の階層型組織から各部隊がネットワークで情報を共有するネットワーク型に転換した」という点を強調されていました(@IT関連記事)。

 

Web2.0の技術が災害の現場を近くに見せる

10月、米国カリフォルニア州南部で起きた大規模な山火事は日本にも大きな衝撃を与えました。今回は特にその災害情報の共有においてWeb2.0の技術が力を発揮しました。『Google Maps』のマッシュアップを立ち上げによる緊急避難場所や病院そして災害情報の共有、Twitterによる現場レポート、myspaceFlickrYouTubeそしてWikipediaによる情報提供等、マスコミだけでなく消費者側が様々な情報を発信事例が話題となりました(WIRED VISION 関連記事)。

 

有事の際に力を発揮する

日本でも災害等の有事の際に重要なのはいかに情報共有を迅速でかつ正確にしていくかというのがポイントの一つであると考えています。その際にマスコミや政府からの一方的な情報だけでなく、消費者の力が災害の影響を最小限に抑えることもできるかもしれません。

 
そして、国防においてもマッシュアップ技術を使って情報共有とコミュニケーションを重視していこうという動きが出てきています。

 
これからも日本において地震等の災害が起きることは容易に予想されます。自治体や政府の力だけでなく、我々個々の意識を高め有事の際の情報をマッシュアップし、コミュニケーションそしてしかるべき対策をとっていくという試みが今後さらに大切になってくるのではないかと考えています。

 

 

 

 

MASAYUKI HAYASHI

« 2007年12月6日

2007年12月7日の投稿

2007年12月8日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
business20
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ