『ビジネス2.0』の視点:ITmediaオルタナティブ・ブログ (RSS) 『ビジネス2.0』の視点

ICT、クラウドコンピューティングをビジネスそして日本の力に!

« 2007年7月2日

2007年7月3日の投稿

2007年7月4日 »

新たなITサービスが普及すると人材評価軸は変化するのか?
その新たなサービスとは何なのか?


経済産業省が
629日に『「新たなIT市場の現状と展望」について』を取りまとめ発表しました。ITの進展に伴い出現しつつある新たなITサービスについて、産業の競争力の源泉や社会生活の活力の基盤にもたらすインパクトを可能な限り定量的に把握・分析し、その結果を「新たなIT市場の現状と展望」として取りまとめたものです。

 
例えば企業における新たなITサービスの利用状況は、検索が23.2%Webメールが15.4%、商品サービス比較が14.3%Q&Aサイトが14.3%そしてブログが10.2%SNS6.4%等と続きます。

 
また、新たなITサービスの市場規模は、2006年に約2100億円、その5年後の2011年には約7500億円と予想しています。2006年では、「検索」が約1600億円、「ウェブアプリ」が約300億円となっており、その2つのサービスで市場の86%となるという予測をたてています。

 

では、その新たなITサービスが普及すると人材評価軸はなぜ変化するのでしょうか?

経済産業省の発表資料の中には、新たなITサービスの社会的活動に与える影響として、人材評価軸の変化が考えられるとしています。その内容は、

 

ブログ、SNS、画像共有サイト等の普及や、
検索技術の進展に伴い、
ユーザ自身が積極的・
能動的に情報発信を行うことが一般化しつつ

ある中で、個人に対するキャリア評価が、当該
個人が所属する組織や
具備する資格に対する
評価から、当該個人の過去の成果物や発言、

周囲からの評価に対する評価に移行する
可能性がある。

併せて、企業側においては、優秀な人材を
    確保するために、社内での教育や処遇・評価
    制度だけでなく、成果物の公表や社外活動と
    いった個人としてのキャリア形成に対する
    支援を行うことが重要になること可能性もある。

  
経済産業省が、ブログやSNSの普及や検索の技術の進展に伴い、ビジネスパーソンも成果物の公表や社外活動等にて情報発信することを評価していく時代に移行していく可能性があるという趣旨のものを資料に公表していることに対して時代の変化を感じています。

 

何年後になるかわかりませんが、ビジネスパーソンが人事評価の中に、社会的に評価されている自分のブログを、自分の活動実績に当たり前に書けるようになる時代がもしかしたら来るのかもしれません。

MASAYUKI HAYASHI

« 2007年7月2日

2007年7月3日の投稿

2007年7月4日 »

» このブログのTOP

» オルタナティブ・ブログTOP



プロフィール

林 雅之

林 雅之

ICT企業勤務。クラウドサービスのマーケティングを担当。
国際大学GLOCOM客員研究員。社団法人クラウド利用促進機構アドバイザー。
著書『オープンクラウド入門(インプレスR&D)』『「クラウド・ビジネス」入門(創元社)』

詳しいプロフィール

Special

- PR -
最近のトラックバック
カレンダー
2013年5月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
business20
Special オルタナトーク

仕事が嫌になった時、どう立ち直ったのですか?

カテゴリー
エンタープライズ・ピックアップ

news094.gif 顧客に“ワォ!”という体験を提供――ザッポスに学ぶ企業文化の確立
単に商品を届けるだけでなく、サービスを通じて“ワォ!”という驚きの体験を届けることを目指している。ザッポスのWebサイトには、顧客からの感謝と賞賛があふれており、きわめて高い顧客満足を実現している。(12/17)

news094.gif ちょっとした対話が成長を助ける――上司と部下が話すとき互いに学び合う
上司や先輩の背中を見て、仕事を学べ――。このように言う人がいるが、実際どのようにして学べばいいのだろうか。よく分からない人に、3つの事例を紹介しよう。(12/11)

news094.gif 悩んだときの、自己啓発書の触れ方
「自己啓発書は説教臭いから嫌い」という人もいるだろう。でも読めば元気になる本もあるので、一方的に否定するのはもったいない。今回は、悩んだときの自己啓発書の読み方を紹介しよう。(12/5)

news094.gif 考えるべきは得意なものは何かではなく、お客さまが高く評価するものは何か
自社製品と競合製品を比べた場合、自社製品が選ばれるのは価格や機能が主ではない。いかに顧客の価値を向上させることができるかが重要なポイントになる。(11/21)

news094.gif なんて素敵にフェイスブック
夏から秋にかけて行った「誠 ビジネスショートショート大賞」。吉岡編集長賞を受賞した作品が、山口陽平(応募時ペンネーム:修治)さんの「なんて素敵にフェイスブック」です。平安時代、塀に文章を書くことで交流していた貴族。「塀(へい)に嘯(うそぶ)く」ところから、それを「フェイスブック」と呼んだとか。(11/16)

news094.gif 部下を叱る2つのポイント
叱るのは難しい。上司だって人間だ、言いづらいことを言うのには勇気がいるもの。役割だと割り切り、叱ってはみたものの、部下がむっとしたら自分も嫌な気分になる。そんな時に気をつけたいポイントが2つある。(11/14)

news094.gif 第6回 幸せの創造こそ、ビジネスの使命
会社は何のために存在するのでしょうか。私の考えはシンプルです。人間のすべての営みは、幸せになるためのものです――。2012年11月発売予定の斉藤徹氏の新著「BE ソーシャル!」から、「はじめに」および、第1章「そして世界は透明になった」を6回に分けてお送りする。(11/8)

オルタナティブ・ブログは、専門スタッフにより、企画・構成されています。入力頂いた内容は、アイティメディアの他、オルタナティブ・ブログ、及び本記事執筆会社に提供されます。


サイトマップ | 利用規約 | プライバシーポリシー | 広告案内 | お問い合わせ