【ITエンジニアセカンドライフ】「自分軸」で迷走
前回のつづきです。
立花岳志さんの『ノマドワーカーという生き方』(東洋経済新報社)に載せてもらったことでやる気を取り戻した私は、立花さんが取り上げてくれた「自分軸発見」というコンテンツはなかなかすばらしいのではないかと思いました。
そこで2012年の8月から1年にわたって、毎月1回4人ずつ1人1,000円(途中から3,000円)で集めて、3時間半で全員の自分軸(誰に・何を・なぜ提供するのか)を言語化するワークショップを開催しました。
毎回が真剣勝負。へとへとになるぐらい大変でしたが、やりがいを感じていました。
7回で26人の自分軸を作る手伝いをして、やや不満だった人が2人だけ。
これはいけると思い、参加者のうち自営業者だけに自分軸のインストラクターにならないかと声をかけたところ、10人ぐらいが集まりました。
いわゆる「家元制」ビジネスをもくろんだのですが、私自身にノウハウも熱意もなく、結局インストラクターを1人も育成できずに断念しました。
しばらくは、333営業塾と同様のコンサルライブのある自分軸セミナーを1人でやっていたのですが、だんだん集客できなくなっていました(それでも、これは2014年8月まで継続しました)。
そこで、2014年に入ってからは単価の高い、企業向けワークショップの仕事を取ろうと画策しました。これも最初にいくつか仕事が取れたのですが、本格的にホームページを作ったのにも関わらず3ヵ月間仕事が取れず、私はとうとう力尽きたのでした。
【教訓】
- 夢中でやっても報われないときは報われない
- 家元制ビジネスはかなりのノウハウと熱意がないと難しい
※誰にでもできるようなマニュアル化がまず必要。その後段位認定など差別化のノウハウも必要
なお「自分軸ワークショップ」での経験が役に立たなかったわけではなく、取材などにこのときのノウハウが生きています。一生懸命取り組んだことは無駄にはならないのです。
▼セカンドライフについて真剣に考えるITエンジニアが相談し合える場を作りました
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