緊急事態宣言が我々を退化させた?茂木健一郎氏対談
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Aaema Newsに脳科学者の茂木健一郎さんが登場されていました。その中で、オックスフォードのロビン・ダンバー教授が研究されている「毛づくろい」について話されていました。
猿の毛づくろいが、コミュニケーションであり、我々人間で言うところの雑談に相当する、とのことです。
実際、緊急事態宣言が解除され、今まで在宅勤務だった人たちが出社すると、雑談時間が多くなる、と聞いています。つまり、我々が生きていく上で、コミュニケーション、特に雑談が大切であり、必要なものだ、ということなのだそうです。
そして、それはリモートではなく、目の前にいる人ということが大切だとおっしゃっていました。
去年から今年にかけて、なんとなく人々がギスギスしていることを感じた方は少なくないと思います。そのあたりが、実在するということが、つまりは雑談不足ということなのだそうです。
脳科学だけでは原因を説明しきれないとのことでしたが、現代に当て嵌めると、なんとなく理解できるように感じました。
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