テレワーク(リモートワーク)を実施すると困る管理職たち
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在宅勤務、テレワーク、リモートワーク、いろいろな呼び名があるようですが、マスコミも使い慣れていない言葉なので、同じテレビ局でも違う言葉で表現しているところが、日本にテレワークが根付いていない証拠のように感じています。
昨日は、テレワーク、リモートワークは、普段からやり慣れていないで突然始めてもね、ということを書かせていただきました。
一方で、ある日突然テレワークを始めて、しかも1週間、2週間続いた場合、出社してきた部下しか評価したことがない管理職の人たちは、どうやって管理していいか分からず、またどのように評価すればいいのか分からない、なんてことが起きるのだと思うのです。
つまり、管理職が管理職として機能しない、ということになります。しかし、じゃあこれは管理職だけの責任なのでしょうか?
日本企業の評価制度は、「管理」という概念に基づいていることが多いように感じています。実際、グレード制度になっている企業では、「〜〜が出来ること」といった具合に明記されています。しかし、管理職に対して、そうなるためにどうやって部下を支援するか、フォローするか、ということが明示され、あるいは教育されている企業が極めて少ない。これでは、目の前にいない部下をどうやって評価すればいいのか分からない。
ただ、テレビ会議に参加して、管理できている気分に浸っている管理職が少なくないように感じる今日この頃です。
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