これから生き残るのは、答えを欲しがらないスキルだ!
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少し古い本ですが「子供のまま中年化する若者たち」を読みました。精神科医の鍋田恭孝先生が書かれた本です。
この中で一番気になったのが、「すぐに答えを欲しがる」です。これは、若者に限ったことではないですよね。中高年でも、すぐに答えを欲しがる。これは、日本の教育制度の問題だと思っています。
ゼロか丸か、70点以上は合格、69点以下は不合格、補習、みたいな制度。
ですが、社会に出ると、100点か否か、ということが多いですよね。そして、100点かどうかが分かるのは、結構時間が経ってから、なんてことも少なくない。
たしかに、世の中には答えがある仕事も少なくありませんよね。でも、それって結局は誰でもできる仕事であり、代替が効く仕事であるわけで、あなたが休んだら、誰かが変わりにやる。あなたが辞めれば、補充が効くわけです。
そうではなく、答えのない仕事に取り組み、自分で答えを出していく。結果を出すための道筋をつけていく。そんな人が生き残っていく気がします。
貧富の差とか言われていますが、自らが差をつけられる方向に向かわないようにしたい今日この頃です。
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