仕事ができる人の基本「ちゃんとやろう!」が理解できる
斎藤先輩のブログ「残念な話 成功したいといいながら行動しない人たち」では、成功の要件としてこのように書かれています。
・好奇心:自分の専門分野だけではなく、いろいろな分野に視野を広げ、関心を持つことでキャリアの機会が増える。
・粘り強さ:最初はうまくいかなくても粘り強く続けることで、偶然の出来事、出会いが起こり、新たな展開の可能性が増える。
・柔軟性:状況は常に変化する。一度決めたことでも状況に応じて柔軟に対応することでチャンスを掴むことができる。
・楽観性:意に沿わない移動や逆境なども、自分が成長する機会かも知れないとポジティブに捉えることでキャリアを拡げることができる。
・リスティング:未知なことへのチャレンジには、失敗やうまくいかないことが当たり前。積極的にリスクをとることでチャンスを得られる。
もう、全ておっしゃるとおり。物事や人に興味を持たない人に、変化が起きることは少ないでしょうし、すぐに諦める人もチャンスが訪れることは稀でしょう。また、頑固な人や悲観的な人では、新しいことを受け入れないでしょうね。
一方で、「ちゃんとやる」という日本語があります。「常識」に近しいかもしれませんが、ちょっと違う。「ちゃんとやる」は、やるべきことを順を追ってきちんとやり遂げることなんですよね。
でも、仕事ができない人、途中で放り出すような人は、「ちゃんとやる」と言われるだけでは、その意味を理解できない。つまり、仕事の基本が全く理解できていないわけです。
新卒で会社員になったのなら、挨拶をする。それは先輩や上司だけでなく、来客も含めて。
他社を訪問した際、廊下ですれ違いざまに、知らない社員の方から挨拶をしていただくことがあります。それは「いらっしゃいませ」のこともあれば「こんにちは」とケースもあります。これって「ちゃんとしよう」を実行されているのだと思います。
また、経営者で言えば、社長以外の取締役がB/S、P/Lの読み方を知らないとかあり得ない。でも、ベンチャー企業には、まだまだそんな人がいたりますよね。
どの場面で、何を、どのように、ちゃんとするのか。抽象的だけど、分かっている人には当たり前のこと。それが分かる人と、分からない人で、どんどん差がついていくように思う今日この頃です。