他人を変えることは、自分を変えるより100倍難しい
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最近、「意識」について考える機会がありました。というか、現在も考えています。「意識」にはいろいろな意識があって、最近は「意識高い系」なんて言葉があったり、「無意識」という意識があったり、「潜在意識」という無意識に近いような言葉もありますが、僕たちが直面するのは「意識のある意識」あるいは「意志を持った意識」のことです。「当事者意識」もそうですね。
街ナカでも、他人に腹を立ててしまうことってありますよね。電車の乗降時に、スマホの画面に見入って動作の遅い人とか、歩きスマホでぶつかっても兵器でスマホに見入っている人とか。仕事の場合にも、社内外でいろいろな人がいます。前職では、当事者であるにもかかわらず、まるで評論家のように批判ばかりしている人がいました。「どいつもこいつも」という感じですね。
僕たちは、ともするとそういう人たちの「意識を変えたい」「しっかりやってほしい」なんて考えてしまいがちです。僕自身、25歳に初めて管理職になって以降、何度もそういう場面に遭遇し、何度となく「他人」の意識を変えようと努力をしてきました。
中には、注意をすると意識を変える人がいます。しかし、多くはもともと持っている意識が違うので、僕たちが思うようにはならず、かえってますます腹が立ってしまったり、イライラすることになってしまう。
それよりも自らの振る舞いを変えるほうが、よっぽどラクですよね。中には「性格を改めます」なんてことを言う人がいますが、性格を変えるのではなく、振る舞いを変える。behaviorですね。そんなことを考えた今日この頃です。
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