オルタナティブ・ブログ > 「走れ!プロジェクトマネージャー!」 >

スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

代表質問という役割

»

 昨夜は、昼間にダルビッシュ選手が会見していたニュースを拝見。「ダルビッシュってかっこいいな」、と改めて感じた次第です。で、その中で、ダルビッシュ選手が、質問をしている記者?アナウンサー?に対して「すみません。もう一回まとめてください」また「どういう意味ですか?」と聞き返しているシーンがありました。それ以外にも「さっき言ったんですけど・・」という回答もありました。

 たしかに、その前に記者が話している内容は、僕にも理解できませんでした。何を言いたいのか、何を聞きたいのか、が全く理解出来ない。
 ダルビッシュ選手の真意を聞きたい、もっと深堀りしたい、という気持ちは分かります。そして、その場で得た回答に対して、さらに質問するわけですから、準備したとおりになるとは限らない。それも分かります。

 僕たちが、普段ビジネスをしている中でも、起こりがちな話であるように感じました。お客さんが何かを言う。それに対して回答する。さらに質問が出たり、あるいは希望や意見が出てくることに、こちらも何かを返さなくてはならない。もしかすると、本当にわからないので、持ち帰らなくてはならない。それもその場で判断しなくてはなりません。

 セミナー、講演、講義、パネルディスカッションのパネラー、あるいはモデレーター、会議のファシリテーター。ありとあらゆる場面で、やり取りする機会があります。そこで、どういう言葉を返すか、で資質が問われることも多いと思います。瞬発力?でしょうか。それもあるかも知れませんよね。

 しかし、ある程度の準備、訓練は必要だと思います。どういうトレーニングをしているか、で変わってくるということですね。
 本日は、とある企業のモデレーター研修を担当させていただきます。当社は研修会社ではありませんが、お受けすることにしたのは、普段こういう場面を経験することが多いからなんですね。モデレーター、ファシリテーター、実はいろいろな場面で活きてくるスキルだと思っている次第です。

Comment(0)