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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

誰のために叱るのか?自分のために決まってるじゃん

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 永井千佳さんが「叱る」極意ということを書かれていて、なるほどなあ、と。特に

1、叱る理由  
・部下の行動を改善する
・「学生脳」から「ビジネス脳」に変える

は納得。行動、振る舞い、さらには取り組みを変えてほしいわけですよね。だから叱る。

 さらに、叱る理由の、さらに背景というのがあると思うんです。極端に言うと、部下が直らなくても僕は何も困らない。あくまで個人的には、です。他人である部下、後輩が誰にどう思われようが知ったことではない・・・はず。もちろん、好きな部下には「こうなってほしい」という思いがあるわけですが、原則だけで言うと関係ない。

 た・だ・し、部下の振るまいや行動が変わってくれないと、売上や業務内容に支障が出ると考えられる場合、叱るわけです。それは会社のためなんですよね。で、会社ってなんだというと、自分なんですよね。経営者だけではなく管理職でも、部下の振るまいが自分の守備範囲での業績や品質に影響が出る。だから叱る。

 そう考えると、結局自分のために叱っているんだと思います。「お前のために叱っているんだ」なんて押し付けられても、「いやいや、部長!違うでしょう」と心の中で思っている部下。これって健全じゃないですよね。

 ただ、部下の振るまい、行動が改善されるとどうなるのか、を可視化してあげる必要があると思うんですよね。数値であれば一番分かりやすいですが、具体的にどうなるのか、を説明できると、部下も改善しがいがあるというものですよね。

 ごちゃごちゃ書いていて、叱っている上司は自分のためであることに正直になること、叱られている部下は、決して上司が感情だけで叱っているわけではないこと、そして改善すると結果が得られること、を理解し合えば、よい「叱り」になる気がしてきました。自分にウソをついて「部下のために鬼になって」なんて思わなくてもいい気がした今日この頃です。異論、反論、ぜひ教えてください。

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