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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

「普通のことをちゃんとやる」ビジネスの基本

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ミッキー・グレースさんのブログを拝読して感じたことです。

 
 日本では、今でも大企業と呼ばれる企業に勤めている方々の多くは、終身雇用制という言葉ではないにせよ、何十年も同じ会社、できれば定年まで勤めるという考えに基づいているように思います。
 一方で、そうではない企業に勤めている人の中には、起業を目指す人が増えてきたようにも感じます。前々から言っていることですが、起業することは何も悪いことではありません。むしろ、(内容によりますが)応援したい。がんばっていただきたい。
 
 しかし、「ベンチャー企業」という言葉があるせいか、何か新しいことをやらないといけないと思い込んでいる方に出会うことがあります。何か唯一無二のビジネスを生み出さないといけない、そして上場を目指さないといけない、という強迫観念のようなものを感じます。
 
 ミッキー・グレースさんのブログでは、ヒスパニックの方々の庭掃除業について照会されています。ホームセンターで揃う道具でビジネスを始める。それで充分生計が成り立つのなら立派なビジネスであるわけですね。
 
 ブラジルでは、クリーニング屋さんの多くは日系人です。その昔、日本人がブラジルに渡った頃、日本語しか話せない日本人が、多くを喋らなくてもできるビジネスとして選んだのがクリーニング屋さんだと、サンパウロの方に聞いたことがあります。そして、日本人の丁寧な作業がうけたということですね。
 
 ナンバーワンよりオンリーワンなんてのは、ビジネスにおいては非常に少ないことです。オンリーワンを目指すよりも、切磋琢磨で「地域ナンバーワン」とか「業界ナンバーワン」を目指すことで、より工夫を凝らし、より良いサービスが生まれてくる気がします。
 
 ちょっと考えることがあったタイミングで、ミッキー・グレースさんのブログを拝読しました。感謝です。
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