LCMという業務に求められるもの
たまには、仕事の話です。(笑)
IT業界にいらっしゃる方であれば、おわかりかと思います。LCM,ライフサイクルマネジメントの略ですが、IT資産の調達から廃棄まで、すべてのプロセスを一貫して管理すること、です。
大企業の中には、そういう組織を持っているところもありますが、多くはその業務をアウトソースしていると思います。
イシンでは、数年前からこの業務に取り組み、お客様と一緒に推進してきました。また、お客様のご協力のおかげで、LCMサービスとして確立されてきました。
SaaSベンダーによっては、LCMのためのクラウドサービスを提供しているところもありますが、それらを使えばサクッと終わる、というものではありません。すべての端末の情報を正確に把握し、入力する。
また、キッティング内容は確率されなくてはなりませんし、全社員が同じキッティング内容でいいとも限りません。部署ごと、あるいはプロジェクトごとに内容が違うということは、普通にあるわけです。
さらには、MacとWindowsが混在する企業は、現代においては多く存在します。そして、調達をアウトソースするかどうかも、要検討事項ですね。さらに、「廃棄」と書きましたが、売却もあり得ます。廃棄は、最終的には「破壊」でも構いませんが、売却の場合にはクリーンナップが必要になりますよね。それは、データのみならず、外観も、です。
つまり、LCM業務すべてを実施するには、なにか一つのことに長けただけ、では駄目だということです。
我々も、当初は苦労しましたが、時間をかけてきちんと実施してきました。つまり、リスクを背負って実施する企業、人でなければ完遂できない、ということですね。
少し大袈裟に見えるかも知れませんが、そういうことをLCMという業務を通じて学んできました。