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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

バードストライクを、航空機メーカーはどう捉えているのか

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 今回の事故で、バードストライクという単語を知りました。Wikipediaで見ると、飛行機のみならず、新幹線や自動車、ビルや灯台でも起きている問題であるようです。また、日刊スポーツの記事を見ると、各航空会社で工夫をしているようですが、完璧な対策は見つかっていないようです。
 小林さんが書かれているように、機長をヒーロー扱いするマスコミが多い一方で、航空機メーカーはどのように捉えているんでしょうね。
 ボーイング社やエアバス社からは、787、A380といった巨大な航空機を産み出しており、一度に大勢の人を運ぶことができ、環境面からも考えられています。また、80年代に比べて、搭乗時の揺れもずいぶん無くなったように思います。乗っていて安心というか。
 ですが、2006年2007年でも、それぞれ1,233件、1,320件のバードストライクによる報告がなされているようです。
 今回の機長が、素晴らしい操縦をされたことは否定いたしません。しかし、賞賛の陰で、航空機メーカーはどう捉えているんでしょう。鳥たちと同じ空を飛ぶのだから、ある程度しょうがない、という感じなのでしょうか。どうなんでしょう。
 以前、フライトはプロジェクトである、ということを書いた機長の本をご紹介したことがありますが、航空会社も、乗務員も、一つ一つのフライトを丁寧に運用されていることと思います。なので、ぜひ提供側(航空機メーカー)でも、もう一度考えていただくことが出来ると嬉しいと思います。
 もちろん、「しょうがない」と思っているんじゃないか、という邪推ではありません。いろいろと考えておられることとは思います。ぜひ、いろいろな研究者と連動して、バードストライク自体がないようなフライトを考えて欲しいですね。
 改めて、航空機に搭乗する怖さを感じた今日この頃です。いや、交通事故より少ない、というようなお話ではなく。

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