仕事の報酬は給料だけ?
最近、会社の仕事ではないけれど、遊びでもない集まりというのに参加することが増えています。もちろん、いわゆる趣味というやつでもないんですよね。
研修とかセミナーでもなかったり。集まったメンバーで、いろいろなことを話し合ったり、実行したりしていく。でもそれは、必ずしも売上や具体的な成果を伴うとは限らないんです。
ある人から見れば、「儲からないのに、何をしてんの?」と思われるかも知れません。
ずいぶん前ですが、河野さんから聞いた言葉です。
「いま、有償の仕事が3つ、無償の仕事が2つです」
2つとか3つというのは正確な記憶ではないのですが、無償の仕事という言葉がすごく新鮮でした。それまでもNPOに携わったりしていたのですが、どのように表現すべきか分からなかったんですが、無償の仕事という言葉ですっきりしたのを覚えています。
お金になるからやる。それはそれで必要です。一方で、自分の成長だったり、何かブレークスルーするものを模索するのは、無償の仕事に携わるのも大事なことではないかな、と考えています。
何か、会社で言うと研究開発みたいなものでしょうか。どうなるか分からないけれど、何かやってみる、といったような。
そう考えてみると、仕事の報酬は給料以外にもあるんじゃないか、と思います。失敗でも成功でも、自分自身の身になっていくというか。
最近、会社(上司や先輩とか)の悪口を言う人が増えたように感じています。確かに言いたくなる気持ちは分かるし、僕も言ったことがあります。
でも、そこで留まってしまうと、それまでになってしまいます。景気や市況と関係なく、僕たち個々人は成長していくべきだと思うんですよね。
一歩でも前に。丸まっている背中をしっかり伸ばして。なんか元気がなくなる報道を見ていて、改めて書いてみたくなった日曜日です。