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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

トップダウンも、ボトムアップも好きです

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 小俣さんの、トップダウンかボトムアップか、というエントリーに触発されたので少し。

 例えば、ベンチャー企業の立ち上げ時期。少人数でスタートするにしても、トップが方向性を示すことがとても大事です。トップが、ただニコニコしているだけだったりしては前に進まないですよね。
 ファシリテーター型リーダーという言葉を誤解して、部下の意見を聴き過ぎて船が進まない、という話を聴いたことがありますが、それはファシリテーター型リーダーという言葉を誤解している例だと思います。
 部下の言うことは聴くし、一方通行にはならないように配慮はするけれど、明確に方向性を示すのはファシリテーター型リーダーでも同じことですよね。

 一方で、ボトムアップで進める方が良いケースもあると思います。提案をして、良ければそれで進める。組織が活性することも大いにありますし、納得感が高いですから。

トップダウンでなければならない、ボトムアップでなければならないということではありませんが、目的に見合うやり方と、信頼関係を基本とした組織内の有機的な団結がポイントなのかな、と考えているところです。

 小俣さんが最後に書かれている、この言葉が結論なんだろうな、と感じます。トップダウンは、メンバーがトップに対する信頼がなければ成立しないでしょうし、ボトムアップもトップがメンバーを信頼していなければ提案を取り上げないでしょうし。

 昨日、信頼関係に基づいたメンバーが、美味しいお酒を飲みながら深いい話をしましたが、信頼はお互いが何を得意とするか理解し合うことなのかな、なんて感じた今日この頃です。

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