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「しごと」をもっと楽しくしたい!

年齢、男女、職業、立場を超えたダイアローグで得られたもの

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こんにちは。仕事を楽しくするプロデューサー、竹内義晴です。

昨日は、「妙高人材カタログ公開ミーティング」でした。ご参加いただきましたみなさんありがとうございました。

妙高人材カタログについてはこちらをご覧ください。

Dscn2173 一方的に話を話す・聞くという形式ではなく、小グループに分かれてダイアローグ(対話・意見交換)を繰り返し、「普段モヤモヤしていること」「いろんなことを始めたきっかけ」「今後やりたいこと」などを話し合いました。

年齢、男女、職業、立場を超えたみなさんとのダイアローグの中で、いろんなことを感じました。いくつか列挙してみたいと思います。

 

■地域を好きな人が多いことを再認識

「観光地」という妙高の地域性を反映し、話は観光や、それを通じてそれぞれの方がやっていることなどについて流れて行きました。みなさんが共通して口に出されていたのは、地域のリソースやいいところを自慢げに話している点でした。それぞれが抱いている「妙高の良さ」があり、地域が好きという印象を受けました。

■課題認識はみな同じ

Dscn2194_6 良さを話していると、課題にも話は及びます。自分たちが日常で関わっていることしか関心がなく、そのため、もっとたくさんのいいところがあるのに、それに触れる機会がない。だから、知らないことも多いともおっしゃっていました。

このような話になると「もっと行政がお金をかけて大々的に宣伝しなければだめだ」というような情報発信の話になるのはよくある話ですが、「大切なのは口コミだ」というのも印象的でした。本当は多くの人に知ってほしい、来てほしいのに、自分の周りにしか話していない。だから、誰も知らないということもたくさんあって、「自分から広げる意思」のほうが大事なのではないかという意見が、とても納得感がありました。

■中の人から見える景色、外の人から見える景色

中には、市外や県外からいらっしゃっている方もいました。「妙高は年配の方はそこそこ知っているけれど、若い世代になってくるとあまり知らない。もっと宣伝を」という話が出ていました。一方、地域の若い世代からは、「大々的に宣伝をすることも大事だけれど、今は個人がメディアになれるので、すぐに大きな効果は出なくても、地元の人が自分の地域を好きであることを発信することで、少しずつ変わりつつある空気を感じている」という意見も出されていました。

そのためにも、「中の人がもっと地域の良さを知り、中の人が感化されていくほうが大事なのではないか?」という意見がありました。

■続けること

Dscn2201 「今回のようないろんな立場の人がざっくばらんに話せることって大事だね。こういうの、ときどきあったらいいのにね」という声が上がっていました。企画した側としてはとても励まされました。

このようなミーティングは一過性で終わることも多いので、次回につなげていきたいです。

 

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今回は初めての試みで期待と不安が入り混じる中、無事終えることができ、ホッとしています。いくつかの反省点もありましたが、次回以降につなげていければいいなと思います。

ご協力いただいたすべてのみなさんに感謝します。ありがとうございました。

■お知らせ

仕事の中でも、いろんな人と話す事って大事なんじゃないかなって、思います。なぜなら、いろんな意見に触れると、「みんな、似たような考えを持っているんだ」と安心できたり、「なるほど、そういう考え方もあるな」など、自分を客観的に見る機会になったりするからです。、

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