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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

夏休み、そしてそこで久々に訪れた「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」で考えた事

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先週は一週間まるまる夏季休暇取得、ということで都合9連休でした。前半は実家のある神戸に帰省し、後半は自宅でボヤボヤ。ココ2年ほど色んな事があったので、ちょいと骨休めということでゆっくりしようと決めていた夏休みでしたが、気を抜きすぎたのか、どうにもこうにも頭が仕事に切り替わりません。だめですね。修行が足りません。

 

因みに極私的なことではありますが

この休みの間に、かねてから自分で思っていた「区切りの年齢」に達しました。いや、だからといって今すぐに何かを変えるとか始めるわけではなく、徐々に色んなモノを変えてゆこうという話なのですが、それまでボンヤリと考えていた事を形にしてゆこうかという意味での区切りであります。因みにそういう類の話というのはブログでもFacebookなどでもあまり書かない人なのですが、一応これでも半世紀生きてきたぞとFacebookに書き込んだら、その書き込み以前に誕生日のメッセージを頂いていた方のものとも合わせてとても多くの方からBirthday Messageを頂いて、とても嬉しくもあり、また自分としても身が引き締まる思い。いや、そんな事もあった夏休みでありました。ただ、だからといって直ぐに胸を張れるような何かが今ココにある訳では無い。だめですね。まだ修行が足りません。

 

そういえば区切りの意味でどうしても行きたかった阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センターには行って来ました

いや、大した事無いのですが、神戸の実家に帰省した折、2007年に一度家族と一緒に行った阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センターに再び行きました。

そのときのエントリーは (2007/8/20) 神戸の「人と防災未来センター」を見学して自分の意識の甘さを痛感。 因みにその後には (2011/3/28) 以前に神戸の「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」を見学に行ったときの事を思い出すというのも書いてました。

ココだけは今回どうしても行きたかった。去年の夏の帰省のとき、そして年末年始の帰省の時にはまだ気持ちの中で重くて行けなかったのですが、今回改めてもう一度行こうと決めていました。

行った事のある方は御存知でしょうが、見学コースの最初に7分程度の阪神・淡路大震災発生時の淡路島から神戸にかけての状況のCGを中心とした映像を見せられます。ナレーションは無し。音楽も無し。目の前で崩壊する街と、轟音だけ。そしてプツっと終わって、色んな展示品のある見学コースに誘導されます。

実は前もそうだったんですが、今回もその映像を見ながら不覚にも泣いてました。前回は家族4人、今回は息子と2人だったのですが、じっと前を見ながら泣いてました。私ごときがその映像を見て泣いたところで何が起きるかなんてコトはないんですが、自分はそこに居合わせなかったにせよ自分の親兄弟や親戚がそこにいて、そのときに自分が何を思っていたのか、そのときどうしたのか、その後どうしたのか、そして去年の震災のときに自分はどうだったのか。なんだか色んなことを考えて思い出して思い直すぞと決めて行って・・・ 何のことはない。結局泣いていました。いや、もちろん色んなことをキチンと考える事はできましたから、自分が思った結果と成果はあったのですが、でも、なんだかだめですね。全然修行が足りません。

 

そして、さて、どうするか

そういえば、諸般の事情が重なってブログのエントリーをあまり書けない状況だったりするのですが、思うところは色々とあるので、そろそろもう少しちゃんと書こうと改めて思ったのもこの夏休みのひとつの結果。ただし成果はこれからですが。

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