オルタナティブ・ブログ > THE SHOW MUST GO ON >

通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

自宅のWindows10のノートPCをどうするか問題

»

長年使い続けている自宅のメインのDELLのノートPCはWindows10。ふと気になって確認したら、なんと購入したのは2015年10月で、もはや足掛け10年選手です。既にバッテリは完全に駄目で電源ケーブルを常につないでおく必要がある、単に「形態としてディスプレイとキーボードが一体になったデスクトップPC」な状態なのですが、基本はChrome Browserが使えれば事足りる状態。とはいえメモリーを足したりとかクラッシュしたHDDを入れ替えたりといった程度に手は入れていますが、まぁ普段道具として使う分には何も不自由は無い状態ではあります。

ただ、OSがWindows10。

しかもスペック要件を満たさないためWindows11への入れ替えは不可能。

そういえば一時期Windows11に移行できないPCなのに折に触れて「移行しろ」「移行可能か確認せよ」という失礼極まりないマイクロソフトからのメッセージが頻繁に来てたのですが、事情を察してくれたのか最近はすっかり見なくなりました。
でも、Windows10のサポート切れの話が目の前にちらついてきたので流石に何とかしないといけないなとは思っています。それは事実。

Hardwareとしては使えるのでUbuntuに入れ替えちゃえば基本は無問題なんですが

なにしろMicrosoft Officeを含め、PCにインストールされているソフトウェアに殆ど依存していません。前述のようにChrome Browserが上がりさえすれば大抵の用は済んでしまう。実際、バッテリは完全に駄目になってるけれどPCのHardwareとして使えるWindows Vistaが動いてた古いSONY VAIOやWindows98の入っていた太古の昔のDynabookにUbuntuを入れて使ってたりします。あ、流石にメモリーは足せるだけ足してますけど。

でも何に使ってるの?

いや、仕事上必要なちょっとしたテストをやるとか、NAS代わりにNFSサーバーにしてるとか、あるいは自宅のLANのスイッチとかのsyslog Serverで動いてるとか、一体お前は自宅で何やってるんだよ的なところはあるんですが、まぁ何れにせよそれぞれ使い道があったりします。

因みに今のUbuntuの24.04 LTSをUSBブートしようとしたらBIOSとuefiの両方で細かい問題が出てメインのDELLの癖の強さに閉口したのですが、Windowsを壊してクリーンインストールすればどうにかなるでしょという状況までは確認できました。

ただ、ここで、一つ大きな問題。

マイナポータルのソフトウェアがLinuxでは動かない。実はWeb版アプリとスマホと合わせ技で確定申告自体は出来るんですが、その手前とそれ以外の「ごく稀に発生する用途」でマイナポータルのソフトウェアやカードリーダーが必要な状況があるのと、それ以外にも個人的にどうしてもWindows版しかない特定のソフトウェアを使う必要があって、どうしてもWindowsPCから逃げられない状況があったりします。

どうしてもWindowsの子が居なくてはいけない状況です。
Macでよくない?
いや、ちょっとそれは別の話。

個人的にどうしても今回は英語配列キーボードにしたいという事情

これは以前に別のエントリーでも書いているのですが、実は今の基本的な状況として「英語配列のキーボードがメイン」が必須という条件があります。JIS配列=日本語配列のキーボードでは正しく使えない英語Windowsの動くPCをどうしても並行して使う必要があるので強制的に外付けのキーボードで全部を英語配列環境にしてるのですが、Windowsは(というか他のOSでも同じだと思うのですが)接続しているキーボードの配列環境を動的に確認して切り替えるなんて芸当はできません。

仕方ないので自前の自宅の日本語版Windowsが動くノートPCもキーボード設定を英語配列にしているのですが、そうすると本体のキーボードを触るときには物理的に存在してる「変換」とかのキーは機能しませんし、記号も位置が変わるため、キーボードを見たら負けです。指が覚えてる位置を信じるしかありません。

まぁそれでも自分だけが使うなら良いのですが、いろんな理由があって家族も時々ユーザーを切り替えて使うことがあるので、やっぱり何とかしなくちゃいけません。

市場には日本語配列のノートPCばかりなのは勿論全然理解してるのですが

英語配列のキーボードが付いたノートPCを選ぶのはあまり簡単ではありません。メーカーによってはオプションで選択できる場合が時々あるのですが、海外ブランドであっても国内販売には設定が無いというケースは普通にあります。勿論値段を気にしなければ選択肢はそれなりにあるのですが、自分自身の事情としては宝くじにでも当たらない限り予算の呪縛からは逃げられません。

まぁ、そんなに売れるもんじゃないですしね。

でも外資系企業とかで英語配列キーボードのついたノートPCが大量に必要な場合とかあるでしょとは思うんですが、こういうのって多分メーカーの法人営業窓口が相対で用意しちゃうんだろうから、まぁ別の話ですよね。きっと。

それ以外の極端な場合、英語配列のキーボードしか設定が無い超強力ゲーム専用ノートPCみたいなのもあったりしますが、これはちょっと違う。そもそもお値段がねぇ

全くもって変な条件をつけてしまうと結構面倒くさい状況になってしまうなと思っています。
一番面倒くさいのは自分自身なんですけれどね。

---iwa

Comment(0)