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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

ようやく鞄を買い換えた話

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例えば自分と同じくらいの年代の男性が平均的に何個くらいの鞄の類を持っているのかというのはよく判りません。もちろんそれがDay Packとか旅行鞄あたりまで広がると本当にその人次第だとは思います。

因みに私自身、自分が持っている鞄の数を正確に覚えているわけではないのですが、日常的に使っているのは基本的に3個から4個くらいじゃないかと思います。そのうち仕事の場で使う鞄というのは大抵一時点で1個。多くの場合、それ以前の鞄が「もうこれは寿命だ」というくらいまで使い倒して買い替えを決意してから買うまでに凄く考えて、考えて… 悩んだ末に元の鞄が本当にどうしようもない状況になってから最後には勢いで手に入れて、また使って使って使い倒して…

 

そういえば新入社員の頃に買ったのはサムソナイトのブリーフケースだったというお年頃

1980年代半ば。いまや殆ど市場からは絶滅してしまった樹脂やらアルミやらの堅いブリーフケースが全盛期の最後の頃だったんじゃないかと思います。かく言う私が新入社員の頃、最初に買ったのがサムソナイトの比較的薄めのブリーフケース。いや、こいつは使い倒しました。

その後ソフトブリーフケースが流行ってきた時代の流れもあり、5年目くらいからどうしようかと考えつつ10年くらい使い倒して傷だらけになって流石にこれはいかがなものかと思った頃に買い換えたのがパタゴニアのソフトブリーフケース。これは既に廃盤になってしまっているのですが、鞄本体の上に大きなフラップの付いたショルダーバッグ。これもまた10年くらい使い倒したんですが、最後は内張りがボロボロになってしまい泣く泣く買い替えよう… と思った矢先にたまたま知り合いからイベントのノベルティでノベルティとは思えないビジネスバッグをいただいたので、これをまた使い倒してですね…

もちろんそれ以外に極短期間に使った鞄とか用途限定の鞄とかもあるにはあります。たとえば買うには買ったがどうにも使い勝手が良くなくて押入れに突っ込んだままのソフトブリーフケースだとか、20年以上前に無理して買ったけれど大事にしすぎていまだに殆ど使っていない一張羅の革張りのブリーフケースとか、PCを2台くらい突っ込んでも大丈夫な3Wayのバッグとかなんとかかんとか。

ただとりあえず基本的なラインを使い倒すというのが私の思考の方向のようです。

 

でもって、今回は買い替えを決意してから1年余りかかって、ようやく買い換えました

今回の要求仕様は以下の通りでした。

  1. 背負える
  2. できれば横位置で背負える
  3. 幅10センチの弁当箱が楽に入る
  4. 色は黒じゃない
  5. ケータイの充電アダプターやら何やらの一抱えの機材が楽に入る
  6. 自分なりに持ち歩いている非常用食料等がキチンと納まる
  7. 10年くらいは使い倒せそう

いや、別に大した事無いですが、一応それなりに使い勝手を考えて探したわけですが、やはり全部を満たす鞄というのにはめぐり合えません。でも、このゴールデンウィーク前くらいには、それまで使っていた鞄の、特にグリップ周りが非常に悲惨な事になってきて、これはもう買い換えたほうが良いということで目星をつけていた鞄を幾つか集中的に確認しにいって、条件の幾つかには目をつぶって漸くお買い上げ。今回は買い替えを決意してから買うまで1年ちょっとでした。

そこまで拘らなくてもいいでしょ?という話はあるかと思いますが、よくよく考えると自分の持ち物の中で(ワタシ的には)腕時計と同じくらい長期間付き合うモノなので、それなりに考えます。私だって、たまには真面目に考えます。

 

因みにどんなのを買ったのかって?

結局散々考えた挙句に、かつてバックパックのロールスロイスと言われていた頃もあったブランドのちょっと大きめのブリーフケースにたどり着きました。色はカーキ。

やっぱり新しいモノを手に入れると気分も良くなります。

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