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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

小さなディスプレイの小さな文字に四苦八苦

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ケータイ、UMPC、ミニノート・・・ その小型化&高機能化のスピードは止まりません。
でもね、私、小さな高解像度画面が辛いんです。
老眼?はい。全くその通りです。
でもね、正直、辛いです。

 

言われてみれば、確かに最近小さな文字が辛い

以前はラッシュの通勤電車の中で、鼻先10センチくらいにケータイを持ってメールを打ったりニュースを見たりっていうのは普通にしてました。今でもやっているのですが、ふと気がつくと腕が伸びてる。近くの文字がボヤける。一生懸命見ようとすると目は充血するし頭も痛くなる。

まずいなぁ

 

カミさんに言われた一言がグサリ

「新聞読むとき、腕がのびてるよ」

グサッときましたね。確かにその通りです。よくよく考えると新聞だけではなく本を読むときも腕がのびています。まぁそれでも意地になって目を凝らして読みます。でも疲れる。元々乱視交じりの近視なんで証券面とか眺めるとクラクラしてくるのですが、今の状況はそれとも違う。明らかに手元がボケてる。

いいですよ。どうせ老眼ですよ。

 

歳も歳なんだから仕方ないんですけど

齢40も半ばになると、程度の差はあってもどうしても目の筋肉が衰えます。近視で老眼。私は普段コンタクトレンズを使っているのですが、遠近両用のコンタクトレンズなんて便利なものもありますが、まだ意地になって手を出していません。でも、でも・・・

 

老眼鏡を掛けて手元がすっきり見えたときの喜びと衝撃

少し前の飲み屋での出来事。友人と飲んでいた中で以前私が書いた「高尾山が大変」というエントリーの話になりました。途中の経路の話の中で、電車を乗り換えた駅の名前が出てきません。すると中の一人が京王線を中心とした路線図が印刷されたパスネットを出してきました。

・・・

文字が小さくて読めません。
どんなにがんばってもボヤけて読めません。
笑うしかありません。

するともう一人がカバンをゴソゴソして、小さなプラスチックのケースを手渡してくれました。蓋を開けると小さな老眼鏡。「えー」とか言いつつ、とりあえず掛けてみます。そしてもう一度パスネットを見ます。

はっきり見えます。
何の努力も無く驚くほどはっきり読めます。
笑うしかありません。

喜びと衝撃。とりあえず事実は事実。冷静に受け止めるしかありません。はぁ・・・

 

最初に戻って最近の情報端末機器ときたら、もう・・・

とにかく文字が小さい。5インチや9インチにWSVGAなんて殴ってやろうかと思うほどです。Windowsを落とすだけでも目を凝らさないとよく判らない。ならば破壊してやろうかと思うほどです。と、そこでふと気が付いたのがアイコンベースで操作できるiPhone。とりあえず読めなくても操作はできる。アイコンはイメージとして認識できます。これって良いのかも。

ということで、アプリケーションがどうのとかとは全然別のレベルで少しiPhoneに興味が出てきました。そんな事を言うと「ほーら、おまえもじゃん。それ見たことか」とほくそ笑む人がいるのはわかっているのですが、とりあえずきっかけは高尚なアクセシビリティの問題。原因は私の老眼。

・・・ と四の五の言っている間に眼科に行ってちゃんと検査してもらって、自分の状況をちゃんと理解しないといけないんですけどね。突っ張ってる場合じゃありません。だって、本当に手元を見るのが辛いのは自分なんですから。

はぁ・・・・

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